COZUCHIからリセールファンドの募集が発表されました。
全て抽選式で、募集期間は「11月29日 19:00 ~ 12月5日 13:00」です。
多くの人が運試し感覚で応募することが予想されます。
運用中ファンドの買取申請により、事業者が買取(事業者への地位譲渡)した優先出資持分のリセールです。
① 分配金を受け取る権利は、運用期間末日の投資家にある。
② 投資日数が短くなる。
上記2つの理由から高利回りになります。
ファンド名 | 利回り | 運用期間 | 募集金額 | 元の利回り |
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① 湯島 事業用地 フェーズ1 | 45.71% | 約2.3ヶ月 | 1,478万円 | 6.0% |
② 自由が丘 一棟ビル | 19.29% | 約2.8ヶ月 | 6,368万円 | 5.0% |
③ 代々木公園 プロジェクト | 11.09% | 約3.6ヶ月 | 501万円 | 5.0% |
④ 茨城県 つくばみらい市 事業用地 | 10.34% | 約7.3ヶ月 | 1億234万円 | 5.0% |
⑤ 品川駅前 再開発エリア3区分レジ | 13.38% | 約4年8.5ヶ月 | 2,500万円 | 10.0% |
⑥ 三軒茶屋ターミナルビル区分 | 4.10% | 約9年7ヶ月 | 1,020万円 | 4.1% |
⑦ ウィスタリアプラザ 世田谷区下馬 | 3.60% | 約9年7ヶ月 | 1,390万円 | 3.6% |
① 湯島駅直結の好立地。利回り45.71%は魅力。
② 自由が丘駅から徒歩5分の好立地。リーシングによる収益改善狙い。
③ 売却の決済日待ちのEXITファンド。手堅い。
④ 茨城県つくばみらい市の約9,500坪の物流用地。調整区域内。
⑤ 品川駅から徒歩4分の好立地。運用期間(4年8.5ヶ月)の長さがネック。
⑥ 利回り変わらず。運用期間(9年7ヶ月)が長い。
⑦ 利回り変わらず。運用期間(9年7ヶ月)が長い。
①②③は美味しいファンドだと思います。
④⑥⑦に関しては投資妙味は感じません。
⑤の品川駅前ファンド(分析記事)は検討余地があります。
私はほとんどファンドに投資しているので、リセールファンドへの応募は③の代々木公園プロジェクトのみになります。
お祭りに参加できないのは悲しい気持ちになります。
湯島 事業用地 フェーズ1に応募したかった。
今の所有不動産を売り急いだ日には、どんな値段がつくやら
取り急ぎは京都がお金集まれば一旦乗り切れるんだろうけど、次の借り換えではもっと金が必要になる
早く銀行融資つかなきゃ、9%投資家に払い続けるって、事業者からしたら悪夢のシナリオですよ
出資者は高利回りを呑気に喜んでる場合じゃないかも?ですよ
まぁ、面白そうなんで捨てるつもりでちょっとだけ応募するつもりですが
「もしかして、110億円ファンドを含めて出来るだけお金を集めて飛ぶつもりなのか」などと考えてしまいましたが、さすがにそれは疑いすぎでした。
定期的な撒き餌(ネタ提供)という見方が妥当です。
COZUCHIとしては今後も大型案件を安定的に運用していくためには、新規投資家をたくさん確保していく必要があります。
COZUCHIは魅力的な事業者ですが、
・COZUCHIに資金が集中しすぎることは避ける
・COZUCHI内においても丁寧にファンド分散を行う
・ファンドごとのリスクもしっかりと分析する(特に物件価値)
ということに注意して投資を行ってください。
評価 | A | COZUCHI(こづち)の公式ホームページ |
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