COZUCHIの「六本木事業用地Ⅱ」がフェーズ3に突入します。
フェーズ1からのフェーズ3までの経緯を説明します。
ファンド名 | 六本木事業用地Ⅱ フェーズ3 |
---|---|
利回り | 7.0%(キャピタル 6.9%+インカム 0.1%) |
運用期間 | 15ヶ月 |
募集金額 | 3.52億円 |
募集方式 | 抽選 |
募集期間 | 2023年5月4日 19:00 ~ 5月10日 13:00 |
備考 | 劣後出資比率 10.7% |
ファンド運営 | TRIAD株式会社 |
フェーズ | 利回り | 運用期間 | 運用開始 | 募集金額 |
---|---|---|---|---|
フェーズ1 | 10% | 6ヶ月 | 2021年12月10日 | 3.20億円 |
フェーズ2 | 10% | 12ヶ月 | 2022年06月10日 | 3.20億円 |
フェーズ3 | 7% | 15ヶ月 | 2023年06月10日 | 3.52億円 |
シナリオ①と②が好ましいのですが、共有者(A氏)の合意が必要です。
A氏は本物件に現在居住しています。
共有者の対応により、訴訟が長引く可能性があります。
しかし、ファンド説明によると「本件訴訟に関しては、過去同様の事例から、共有状態解消の難易度はそれほど高くないと考えており、本ファンドの想定運用期間内にてプロジェクトは完結する予定」とのことです。
フェーズ1では「共有持分状態を解消することで大きな利益を得られるとは、なんて素晴らしい投資機会なんだろう」と考えていましたが、やはり簡単な儲け話というのは存在しないようです。
それでもフェーズ2で「再測量による敷地面積の増加」があったことは非常にラッキーでした。
個人的には
ファンドを売る側としては、どうしても前向きな雰囲気を感じさせるファンド説明文を書かざる負えません。
投資家としては、ファンド説明ページを鵜呑みにせず、数値や状況から冷静に投資判断を行ってください。
事実として共有持分状態が想定外に長引いていますが、売却可能性が最も高いフェーズとも言えます。
評価 | A | COZUCHI(こづち)の公式ホームページ |
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