利回り7.5%！リニアトンネル工事の残土受入地への投資は安全なのか？

COZUCHIで「相模原 リニア開発プロジェクト フェーズ2」が募集中です。
馴染みのない投資対象なので慎重に投資額を決定してください。

ファンド名	相模原 リニア開発プロジェクト フェーズ2
利回り	7.5%（インカムゲイン）
運用期間	12ヶ月
募集期間	2023年1月6日 19:00 ～ 2023年1月17日 13:00
募集金額	6.75億円
劣後出資比率	10%
備考	フェーズ1出資者に対する優先出資枠あり

・JR東海のリニアトンネル工事で排出される残土の受入地が投資対象
・神奈川県相模原市の以前は採石場として使われていた場所
・プロジェクトは計画通り順調に進んでいる（2年目に突入）
・残土受け入れは約5年間を想定

・リニア事業では約8割がトンネルとなる予定なので大量の残土が排出される
・残土受け入れには環境及び安全性への配慮が必要
・投資対象は藤野トンネルの非常口である「大洞非常口」から徒歩1分の土地

・元々採石場として事業が行われていた場所
・採石により周辺の森林と比べて穴が空いているような状況
・本来であれば採石場は採掘事業を終える際に緑化復元する必要がある
・採石事業を営んでいた元所有者が破綻した関係で復元がなされないまま放置

・TRIAD社が2014年に取得（リニア事業での活用を想定）
・戦略的子会社としてフジノロック社を設立（TRIAD100%出資）
・行政の指導のもと2億円以上の費用をかけて防災工事を行った
・防災工事後は採石事業を行ないながら各種許認可の取得を進めた
・2021年11月22日に全ての許認可を取得
・残土受け入れは約5年間を想定
・残土受入完了後は植林を行うことで森林を復元する
・約5年間の残土受け入れによる収益で投資元本と利益を確保する計画

・リニア開業に近づくにつれて工事が本格化
・残土の受け入れ量の増加を行うことで収益が向上する予定
・受入量増加に伴い環境整備費用や法令上準備が必要な資金が増加

・地代のマスターリースを行い配当を安定させる
・リニア開発事業が中止になった場合はTRIAD社が本物件の買い取りを予定

「マスターリース＋TRIAD社の買い取り予定」ということで安全性が高いように感じますが、定率7.5%の利回りで安全性の高い投資先はありません。

万が一の際の不動産担保価値にも不安があります。

自分が取れるリスクの範囲内で慎重に投資額を決めてください。

リニア反対の動きがあることにも留意が必要です。

しかし、不安やリスクは別として、お金持ちかつビジネスの猛者だけが取り組める事業に関われるという意味では非常に面白いファンドです。

私はワクワクという価値に対して少額を投資します。

評価	A	COZUCHI（こづち）の公式ホームページ