COZUCHI(WARASHIBE)の利回り20%ファンドの募集額が3億円から10億円に激増したことにより投資家から驚きと不安の声が上がっています。
現時点の公開情報では正確な意図や安全性を読み解くことは困難ですが、自分の考えをありのままに書いてみます。
投資判断の参考になれば幸いです。
[以前の記事] WARASHIBEの利回り20%ファンドは怪しいのか?
ファンド名 | 六本木 事業用地 |
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想定利回り |
20% インカムゲイン2.5%+キャピタルゲイン17.5% |
運用期間 | 3ヶ月 |
募集開始 | 2021年9月1日(水)19:00 |
配当実施日 | 2022年1月19日 |
募集方式 | 抽選 |
募集金額 | |
劣後出資比率 | 20% |
物件名 | 梅田ビル |
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所在地 | 東京都港区西麻布3丁目20-14 |
最寄駅 | 東京メトロ日比谷線「六本木」駅 徒歩8分 |
土地面積 | 305.32㎡ |
容積率 | 600% |
構造 | 鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付5階建 |
延床面積 | 1,336.68㎡ |
竣工日 | 1963年1月 |
「投資家の需要を確認できたため増やした」ということです。
最初から10億円にしなかったのは「完売にならないことによるイメージの悪さ」を恐れたということでしょうか。
10億円と言うことは3ヶ月で5,000万円の収益分配金を投資家に払うことになります。 非常に大きな負担です。
登記情報提供サービスで土地と建物(東京都港区西麻布3丁目20-14)の登記簿を取得しようと思ったのですが、「該当なし」と表示されてしまいました。
COZUCHIに問い合わせたところ、とても丁寧に教えていただきました。
COZUCHIに教えてもらった通りに登記簿を取り直したところ、ファンド運営会社のTRIADが所有していることを確認できました。
ファンド説明の通り、2者からそれぞれの持分を購入しています。
アットホームで近隣の物件「港区西麻布2丁目ビル」が売りに出されていたので比較してみました。
物件 | COZUCHIファンド | 比較対象物件 |
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地図上 | 赤枠の星マーク | 紫枠の星マーク |
竣工 | 1963年1月 | 1965年8月 |
土地面積 | 305.32㎡ | 34.06㎡ |
容積率 | 600% | 600% |
建物 | 5階建 | 5階建 |
延床面積 | 1,336.68㎡ | 125.49m² |
価格 | 12億円(※) | 3億8,000万円 |
※募集額+劣後出資
土地面積(8.96倍)を考えると妥当性のある価格だと思われます。
特に問題となるような事柄の発見はありませんでした。
楽しめる範囲で投資しようと思います。
ただし、どれだけ「問題のないことの証拠」や「合理的っぽい判断材料」を積み重ねても、予期せぬことが起こるのが投資と言うものです。
・好立地の価値のある不動産であること
・不動産クラファンなので透明性があること
・キャンペーンファンドであること(COZUCHI初回ファンド)
・3ヶ月の短期運用であること
このようなときは大きな視点で見ることが有効です。
不動産クラファン業界全体を俯瞰で見たときにCOZUCHIのファンドが飛びぬけた条件であることは明らかです。
何か起きたときに人生が変わってしまうような金額を投資するのは避けてください。
> 6088さん
TOPページのNEWS(回転するテキスト)に載っています。
一応、詳細ページのURLも載せておきます。
https://warashibe.co.jp/news/42
> 6077さん
はい。COZUCHIのファンドは面白いので、
勉強のために少額ですが投資していく方針です。