1年前に運用開始した稲村ヶ崎開発プロジェクトのフェーズ2募集がはじまります。
2023年は「インバウンド再生元年」と言われていますが、鎌倉リゾートエリアの開発はどのようになるのでしょうか?
ファンド名 | 稲村ヶ崎開発プロジェクト フェーズ2 |
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利回り | 6.0%(キャピタル5.9%+インカム0.1%) |
運用期間 | 12ヶ月 |
募集金額 | 5億円 |
募集方式 | 抽選 |
募集期間 | 2023年4月6日 19:00 ~ 2023年4月10日 13:00 |
備考 | 劣後出資比率27.8% |
備考 | キャピタルゲインの25%を上限なしで配当 |
事業者 | 株式会社TRIAD |
所在地 | 神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎一丁目15番7 |
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物件種別 | 店舗・車庫(更地にする) |
アクセス | 江ノ島電鉄「稲村ケ崎」駅 徒歩4分 |
土地面積 | 1177.48㎡ |
建物構造 | 鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付2階建 |
延床面積 | 1F 54.24㎡、2F 53.73㎡、地下1F 55.17㎡ |
・非常に資産価値の高いリゾートエリアが投資対象
・国道134号線に面していることがポイント(希少性が高い)
・開発に必要な許認可を取得
・フェーズ1終了時はTRIADが買い取る
①境界の確定
②埋蔵文化財の発掘調査不要の確認
③隣地越境に関する覚書締結
③に関しては、フェーズ1の運用開始後に一部隣地の軒が本物件へ越境していることが判明し、隣地所有者と将来において越境を解消していく覚書を締結しています。
COZUCHIによると「これら3点により本物件価値は向上したと考えており、フェーズ1の想定利回りを前提とした価格でTRIAD社がファンドから本物件を取得する予定」とのことです。
私個人の意見としては「この3点だけで6%の価値上昇は厳しい」と感じています。投資している立場からすればありがたいのかもしれませんが、無理をせずに適正価格で買い取りした方が納得感があります。
フェーズ2では当初計画の「セカンドハウス開発」を止めて、更地売却を目指します。
理由は
あとは京都、代々木で集めた資金がバックにあるし
COZUCHIは体力が増した
全体的にネガティブな声が多いようです。
やはり、リゾート開発は難しいですね。
私も昨今の建築費上昇により新築アパート開発への意欲は低下しています。
プロジェクトとしては「失敗」と言えなくもありませんが、この段階で更地売却に方針転換したことは全体のリスク軽減という意味では好ましいと言えます。
評価 | A | COZUCHI(こづち)の公式ホームページ |
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