空き家再生と中古マンションの専門家が提供するファンド
評価 | B+ | FANTAS(ファンタス)の公式ホームページ |
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運営 | FANTAS technology株式会社 |
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設立 | 2010年2月(サービス開始は2018年10月) |
住所 | 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F |
株主 | - |
役員 |
[代表取締役] 國師 康平 [業務管理者] 竹馬 由夏 |
利回り | 3.5~5.5%(目安) |
口座種類 | 都度入金 |
入金銀行 | 大手4行対応 |
貸し倒れ | なし |
売上162億円で従業員数132人という数値は上場企業と比較しても遜色ないレベルです。オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタルの売上は151億円、SAMURAI証券の親会社であるSAMURAI&J PARTNERSの売上は8.2億円です。
もちろん、売上規模だけで会社の信頼性を判断してはいけませんが、1つの目安にはなります。
ファンド種類 | 平均利回り | 平均運用期間 | 合計募集金額 | 本数 |
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FANTAS check PJ | 3.48% | 7.3ヶ月 | 4億9,128万円 | 25本 |
FANTAS repro PJ | 7.50% | 8.0ヶ月 | 2,309万円 | 5本 |
上記表は2020年1月~6月の半年間に募集されたファンドの集計です。
中心となるのはマンション投資ファンド「FANTAS check PJシリーズ」で利回りは3.0%~4.0%です。
利回りの高い空き家再生ファンド「FANTAS repro PJシリーズ」は非常に人気があるうえに募集本数も少ないため投資するのは困難です。クリック合戦に自信のある方は狙ってみましょう。
FANTASは他事業者に比べると運用期間の短いファンドが多めになっています。
具体的には7ヶ月以下のファンドが半数以上を占めます。
個人的には運用期間が長いファンドの方が「投資する手間が少ない」「現金保有期間の機会ロスが少ない」といった理由から好きなのですが、最近はリスクの面から運用期間の短いファンドが好まれる傾向にあります。
たしかに「短いスパンでの現金化(流動性)」「小まめな状況判断」「事業者の返済意思」などを考慮すると、運用期間が短いファンドで運用するほうが適している場面は多くあります。
FANTAS fundingでは多くの不動産投資クラウドファンディングと同様に優先劣後方式を採用しています。約2割の劣後出資をFANTASが担うことで、売却損が発生した場合でも一定までは投資家の元本が守られます。
優先劣後方式は利回りが下がってしまうというデメリットもありますが、サービス提供者と個人投資家の利害関係を一致させる良い仕組みです。
FANTAS fundingでは毎月安定してファンドを募集しています。加えて都度入金方式なのであらかじめ資金を入れておかなくても申し込みを行うことができます。
ノーリスクなのでクリック合戦の練習を兼ねて、ダメ元で好条件の空き家再生ファンドに挑戦してみましょう。
サービス開始当初からチェックしていますが、利回りを上げて無理に規模拡大することもなく淡々と運営している印象です。
・運営会社の信頼性
・安定したファンド募集
・貸し倒れゼロの実績
・再生断念案件の100%元本回収実績
といったポイントを考慮すると十分におすすめできるサービスです。
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