FANTAS fundingの運営会社「FANTAS technology」が決算公示を行いました。
決算情報が信頼性に与える影響を解説します。
| - | 2019年11月期 | 2020年11月期 | 2021年11月期 |
|---|---|---|---|
| 純利益 | 3.21億円 | -0.54億円 | -1.18億円 |
| 利益剰余金 | 8.57億円 | 7.95億円 | 6.77億円 |
| 純資産 | 9.28億円 | 8.66億円 | 7.06億円 |
| 総資産 | 41.15億円 | 43.91億円 | 36.94億円 |
| 自己資本比率 | 22.55% | 19.72% | 19.11% |
2期連続で赤字です。
純資産を大きく減らしていますが、自己資本比率は19.11%と許容範囲です。
| 設立 | 2010年2月 |
|---|---|
| 従業員数 | 154人（2021年4月時点） |
| 売上 | 174億円（2021年4月時点） |
| 代表 | 國師 康平 |
上場企業並みの規模を誇る会社です。
メイン事業はワンルームマンションの売買です。
利回りは横ばいです。
募集ペースは少し落ちています。
・設立：2010年2月
・純資産：7.06億円
・利益：2期連続赤字（前期-1.06億円）
・売上：174億円
・従業員数：154人
会社規模に対して不動産クラファンの運用額が小さく、大きな投資をしているわけでもないため、この程度の赤字であれば今のところ問題はありません。
ただし、今後も赤字が続くようであれば信頼性は落ちていきます。
次回の決算は要チェックです。（2023年3月頃に公示予定）
しっかりと決算公示を続けている点は好感が持てます。
また、2021年7月には「元・三菱UFJモルガン・スタンレー証券」の芝田旅人氏をCOO、外資系コンサルティングファームやインキュベーションカンパニーの経歴を持つ河野隆一氏をCMOに選任しています。
不動産クラファン業界を引っ張ってきたサービスですので、今後も頑張ってほしいと思います。
| 評価 | B+ | FANTAS（ファンタス）の公式ホームページ |
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