不動産クラウドファンディング「FANTAS」がファンド4本の募集を発表しました。
募集開始は11月15日(金)の18時です。
ファンド名 | 利回り | 運用期間 |
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FANTAS repro PJ 第21号(空き家再生) | 8.0% | 6ヶ月 |
FANTAS check PJ 第45号(中古不動産流通) | 3.5% | 4ヶ月 |
FANTAS check PJ 第44号(リノベーション) | 4.0% | 4ヶ月 |
FANTAS check PJ 第43号(中古不動産流通) | 4.0% | 4ヶ月 |
今回のFANTAS repro(空き家再生ファンド)から出資上限(10万円)が設定されました。理由は「多くの方にご参加いただくため」とのことです。
多くの投資家にとっては嬉しい条件追加だと思いますが、数千万円を運用している投資家にとっては「FANTASはもういいかな」と思わせる条件です。
募集開始日 | ファンド名 | 利回り |
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2018年11月12日 | FANTAS check(中古不動産流通) PJ 第1号 | 8.0% |
2019年04月23日 | FANTAS check(中古不動産流通) PJ 第20号 | 6.0% |
2019年05月21日 | FANTAS check(中古不動産流通) PJ 第24号 | 5.5% |
2019年09月02日 | FANTAS check(中古不動産流通) PJ 第36号 | 5.0% |
2019年10月11日 | FANTAS check(中古不動産流通) PJ 第42号 | 4.0% |
2019年11月15日 | FANTAS check(中古不動産流通) PJ 第15号 | 3.5% |
上のグラフと表はFANTAS check PJ キャピタルゲイン型の利回り推移をまとめたものです。明かな利回り低下が見て取れます。
・空き家ファンドは「まき餌」なので利回り8.0%を維持
・まき餌効果を高めるために出資上限を設定
・その他のファンドは利回りを出来るだけ下げる
という方針が明らかです。ビジネスなので仕方がないのですが、個人的には何事であっても「安定して長く付き合っていくこと」を重要視しているので、このようなスタイルは好みません。
最近はFANTASだけでなく、Funds、CREALにも利回り低下の傾向が見られます。
不満な点もありますが、長期にわたり安定した利回りを提供してくれている、
・SBIソーシャルレンディング
・クラウドバンク
・クラウドクレジット
・オーナーズブック
はソーシャルレンディング業界を牽引する素晴らしい事業者なのだと感じました。
評価 | B+ | FANTAS(ファンタス)の公式ホームページ |
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健全な考えだと思います。比較的新規なSLならなおのことですね。