あれ?と思いますよね。
オーナーズブックの手数料は約2.0%なので、貸付金が33億円なら、手数料収入はおよそ6,600万円のはずです。
そこでロードスターキャピタルに問い合わせてみたところ、IR担当者の方から即座に返信がありました。さすが好業績の上場企業です。
IR担当者さんによると「貸金業の損益計算書では受取利息も売上高に計上することが求められます」とのことです。つまり、投資家に分配される金利(約4.5%)も売上に計上しなければいけないようです。
あらためて計算してみると33億円×(4.5%+2.0%)=2.14億円となりました。
決算短信の2.2億円とほぼ一致します。
※期末営業貸付金と期中平均貸付金は異なります。
この程度のことは経理に詳しい人にとって知っていて当たり前かもしれませんが、細かなことを1つ1つ理解していくことが大切だと思います。即座に返信をくれたロードスターキャピタルのIR担当者さんに感謝です。
評価 | A+ | オーナーズブックの公式ホームページ |
---|
TRIAD社の2024年1月期決算分析!純利益6.6億円の好決算だが懸念材料もあり | ||
アイフルの2023年3月期決算を分析!AGクラファンの安全性を考える | ||
LENDEXの2022年12月期決算!5年ぶりの黒字だがまたしても代表交代 | ||
TSON FUNDINGに要注意!運営会社「TSON」が監査意見不表明を受ける | ||
ジョイントアルファを運営する「穴吹興産」の決算分析!2023年6月期 | ||
全記事の一覧 |