オーナーズブックの現状と今後の展開をロードスターキャピタルの決算説明資料(8月5日公開)から読み解きます。
案件の大型化、ノンリコース型、金利入札案件、エクイティ型、オープンエンド、STOなどのワクワクする言葉が登場しています。
・売上高は年間4億円前後で推移
・他の金融機関の積極的な融資姿勢もあり案系組成はやや苦戦
・相談案件は増えているため、今後の案件化が見込まれている
・投資家需要は依然として高い
・年間2000人程度のペースで着々と増えている
・規模拡大よりも投資家に過度なリスクを負担させないことを優先
・案件の大型化
・株主優待案件や抽選型案件の拡充
・ノンリコース型や金利入札案件などの商品の多様化
・自社投資物件をファンドに売却することでストック収益につなげることを検討
・オープンエンドファンドの組成を目指す
・STOを用いたファンドについても検討
オープンエンドファンドとは、発行者が証券の買い戻しを保証しているファンドであり、いつでも換金可能な特徴を持ちます。
・伝統的なファイナンスに代わる新しい資金調達方法
・クラウドファンディング市場における投資家持分の売買が可能になる
・これまでの自社研究により実用化の道は見えてきた
・証券会社との協業も視野に入れて検討
・2023年後半でのローンチに向けて、研究・開発を進める
オーナーズブックの「規模拡大よりも投資家のリスク負担を抑える」という姿勢はとても素晴らしいと感じます。
また、ノンリコース型、金利入札案件、エクイティ型、オープンエンド、STOなどの登場が非常に楽しみです。
最近は金利低下傾向にあるため投資意欲が下がっていましたが、オーナーズブックとは株主を維持したまま気長に付き合っていこうと思います。
評価 | A+ | オーナーズブックの公式ホームページ |
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