2022年4月28日に東証グロースに上場を果たしたCREALから、上場後初の決算発表がありました。決算内容や株価への影響について見ていきます。
売上高 | 105.81億円 |
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売上総利益 | 15.54億円 |
営業利益 | 3.13億円 |
純利益 | 1.72億円 |
資本金 | 10.42億円 |
自己資本比率 | 9.5% |
ROA | 1.72% |
ROE | 18.00% |
代表者 | 横田大造 |
従業員数 | 61名 |
創業 | 2013年10月 |
・なかなかの好業績(ROEも高い)
・自己資本比率が低い(ビジネスモデル的に必然)
・不動産クラファン市場において運用資産残高が3年連続第1位
2023年3月期の計画値は、売上160億円(+51%)、売上営業利益18.8億円(+21%)、営業利益3.3億円(+5%)、純利益2億円(+16%)と発表しています。
・CREAL = 不動産クラファン。私たちの投資しているCREALです。
・CREAL partners = 投資額1,000万円以上を対象とした不動産投資サービス。
・CREAL pro = 投資額1億円以上を対象としてプロ向け不動産ファンド事業。
成長のカギとなるのは主力プラットフォームである「CREAL」です。
5月13日の決算発表により上昇に転じています。
現時点では「PER 32.61倍、PBR 6.26倍」となかなかの高評価です。
ちなみにロードスターキャピタルは「PER 5.09倍、PBR 2.12倍」です。
2018年に当サイトを開設し、ソーシャルレンディングや不動産クラファンの情報を追ってきた身として、「不動産クラファンを主軸にした企業が上場を果たした」という出来事には感慨深いものがあります。
せっかく業界について詳しくなったので、不動産クラファンへの投資はもちろんのこと、不動産クラファン事業者への株式投資でも利益を上げたいと考えています。
今のところ高利益(ROE 37.5%)かつ割安感(PER 5.09倍、PBR 2.12倍)のあるロードスターキャピタルを中心に仕込んでいますが、CREALも安くなったら買いたいところです。
評価 | A+ | CREAL(クリアル)の公式ホームページ |
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同意。初号案件から出資してきましたから。
金利が上がった時の不動産市況とどう乗り越えるか、横田さんの腕の見せ所。