CREAL(クリアル)を運営するクリアル株式会社の決算内容を解説します。
2021年3月1日に株式会社ブリッジ・シー・キャピタルからクリアル株式会社に社名変更しています。
項目/年度 | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 |
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純利益 | 1.48億円 | 1.03億円 | 0.58億円 |
利益剰余金 | 0.74億円 | 1.19億円 | 1.22億円 |
株主資本 | 1.76億円 | 2.19億円 | 7.80億円 |
流動負債 | 16.60億円 | 49.47億円 | 66.58億円 |
総資産 | 19.84億円 | 55.91億円 | 80.31億円 |
第10期も黒字経営でした。
注目点として株主資本が大幅に増加しています。
不動産投資クラウドファンディングの最大手です。受託資産残高350億円を運用するアセットマネジメント会社として培った経験をベースに、大型ファンドを安定的に募集しています。
利回り4.5%を中心に推移しています。
ホテルファンド(Rakuten STAYなど)は6%程度です。
以前に比べて少し長くなりました。最近は18ヶ月が中心となっています。
安定して募集を続けています。
投資家にとって「安定した募集」はとても重要な要素です。
・不動産投資クラファン運用資産残高No.1を3年連続で取得
・Rakuten STAYファンドを計3本募集
・三菱地所の子会社「ハムレット社」が運営するファンドを計2本募集
・国土交通省「不動産特定共同事業の利活用促進ハンドブック」に事例が掲載
第10期も黒字で安心しました。
株主資本の増加も信頼性アップの要因となります。
次回(第11期・7月頃発表)は出来るだけ早く記事にします。
評価 | A | CREAL(クリアル)の公式ホームページ |
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