クラウドクレジットの徹底攻略！3つのポイントでハイリターンを目指す

全体のパフォーマンスを把握しづらい「クラウドクレジット」を徹底的に分析し、攻略法を提案していきたいと思います。

公式サイトの統計情報を参考にしています。

為替ヘッジありのファンドは7.0%前後で推移していますが、全体では2.5%の利回りになっています。これは為替損が大きく出ていることを意味しています。

為替損に関してはクラウドクレジットの責任ではないので、この段階での評価は「7.0%前後で運用している」というものになります。

投資家ごとの分布はこのようになっています。
利回り6.0%以上の投資家は約5,900人います。

問題となるのがこのグラフです。D～E評価の回収率次第ではクラウドクレジットの期待リターンはマイナスになってしまいます。

この状況を踏まえると、全張りをするのは得策ではなく、ファンドを絞り込む必要が出てきます。

クラウドクレジットの公開している運用状況マップが非常に見づらいので、少しでも見やすくなるようにタイプ別に4つに分類してみました。

せめて画像ではなくテキストで提供してくれるとありがたいです。

元データは2020年9月末時点の運用状況マップです。
償還済みのファンドは省いてあります。

債券投資系にトラブルが集中しているのが一目瞭然です。
金融事業者系が優秀ですね。

ちなみに金融事業者系で唯一のE判定の「ニカラグア金融事業者支援ファンド」には以下のコメントが添えられています。

・現地の政情不安による経済の悪化
・それに伴う返済能力の低下
・代物返済として譲渡を受ける不動産については調整中
・提案されている不動産の鑑定額次第で見通しが変化する可能性

上級者向けのテクニックになりますが、FXを使った為替ヘッジを自分で行えば、投資対象となるファンドが増え、為替ヘッジコストも下がります。

ちなみに私は手間がかかるので採用していませんが、クラウドクレジットをメイン投資先にするのであれば一考をおすすめします。

[記事] ソーシャルレンディングの海外案件をFXで為替ヘッジする方法

クラウドクレジットは上級者向けですが、

しかし、投資について考えるのが苦手な人は「オーナーズブック」や「CRE Funding」を強くおすすめします。

最近は新規事業者の「バンカーズ」にも注目しています。

評価	B	クラウドクレジットの公式ホームページ