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maneo(マネオ)の延滞&貸し倒れ案件まとめ

投稿日:2018年10月15日 | 更新日:2018年11月2日 | 執筆者:アキユキ
延滞&貸し倒れ レポート
maneoの延滞対応に対する評価のポイント
CU社案件延滞発覚から報告までの空白期間
maneoファミリーへの監督責任は大きい
様々な問題が解決するまで様子見

maneoでは現在様々な問題が起きており、それらを1つ1つ上げていたらキリがありません。ここでは、その中において事業者としての対応を図るために重要な点に注目したいと思います。

まずは、2018年11月に報告されたCU社案件の延滞です。この案件は、2018年5月の時点で返済が滞っていたにもかかわらず、maneo関連会社のC社が利息金を立て替えていました。それにより、返済遅延から約5ヶ月もの期間がたってから投資家へ報告が届きました。2018年5月にはその他にも様々な問題を抱えていたために、報告を怠っていたのではないかと変な邪推をしてしまいます。

そして、なにより最も大きな問題は「グリーンインフラレンディング」「キャッシュフローファイナンス」「ガイアファンディング」といったmaneoファミリーの失態です。金融証券取引業としての資格を持たないmaneoファミリーがソーシャルレンディング事業を行うからには、第二種金融証券取引業の資格を持つmaneoがしっかりと監督しなければいけません。

maneoが全ての責任を負うべきとまでは言えませんが、監督が行き届いていなかったという事実を見逃してはいけません。

maneoの運用実績(返済実績一覧より)
現貸付総額現延滞額比率
32,668,961,728円4,202,976,621円12.8%

各延滞案件の延滞額(各延滞に関するお知らせより)
案件名融資額延滞額状態
不動産事業者CU社向け案件2,027,373,909円2,027,373,909円延滞中
事業者EO社向け案件55,000,000円55,000,000円延滞中
ガイアファンディングセレクトファンド2,050,333,951円2,050,333,951円延滞中
事業性資金支援ローンファンド45,346,694円0円償還済み
maneoの虎ローンファンド24,922,067円1,973,469円延滞中

これまでに起きた延滞

これまでにmaneoでは、下記の5ファンドで延滞が発生しています。

① 不動産事業者CU社向け案件
② 事業者EO社向け案件
③ ガイアファンディングセレクトファンド (追記
④ 事業性資金支援ローンファンド
⑤ maneoの虎ローンファンド

以下では、各延滞案件に関する現在の運用状況を簡単にまとめます。


① 不動産事業者CU社向け案件(2018年12月6日調査)

案件名融資額延滞額利回り
1,000億円突破記念ローンファンド【第2弾】(第1次~第165次募集)1,199,976,562円1,199,976,562円5.2~6.2%
1,100億円突破記念ローンファンド【第1弾】1号~15号221,440,595円221,440,595円5.5%
1,100億円突破記念ローンファンド【第2弾】1号~9号103,992,381円103,992,381円5.5%
1,100億円突破記念ローンファンド【第2弾】1号~9号103,992,381円103,992,381円5.5%
1,100億円突破記念ローンファンド【第4弾】1号~25号369,977,441円369,977,441円5.5%

簡単に経緯を説明します。

不動産融資事業者「C社」は、「maneo」で資金調達して最終資金需要者である「CU社」に約20億円を貸す。
資金運用開始してすぐに「CU社」がお金を返せなくなる。
「CU社」の提供していた担保はとても魅力的で、売れば簡単に20億円くらい返せるはずと「C社」は考えていた。
最終的には担保を売却すれば何とかなるので、本来「CU社」が返すべき「maneo」への毎月の返済を「C社」は立て替えていた。
2018年10月。担保が20億で売れないかもしれないと「C社」が気づく。
「C社」は「maneo」への返済の立て替えを止める。

上記のような経緯で現在延滞中です。今後は、担保不動産の競売・任意売却による回収を進めて行くそうです。

この案件の問題点をまとめると下記の4点です。(maneoで20億円を超える大規模延滞!貸し倒れは避けられない状況より引用)

・1100億円突破記念LF 第4弾 25号は延滞発覚後の5月29日に募集完了している。
・貸し付けから延滞発生までの期間が短すぎる。CU社は確信犯?
・CU社が問題ある業者だと見極められなかったこと。
・延滞が判明してから報告までに5ヶ月も経過してしまったこと。

ここ最近のmaneoに対する不信感は強まる一方ですが、出来る限り多くの元本を回収し、誠実な事業者である証明をして頂きたいものです。


② 事業者EO社向け案件(2018年12月6日調査)

案件名融資額延滞額利回り
事業性資金支援ローンへの投資(第1次募集)27,500,000円27,500,000円7%
事業性資金支援ローンへの投資(第2次募集)27,500,000円27,500,000円7%

2018年3月から行われていた貸付&利息返済において、10月分の利息が返済されず延滞案件となりました。太陽光系案件で期失が発生するというのはかなり心配です。

過去にmaneoで延滞が発生した「事業性資金支援ローンファンド43,44,51号」の時と同じく、こちらの案件もファンド募集ページでは担保無しとなっていたが、実は担保を設定していたようです。

maneoの太陽光発電案件が延滞!サプライズな担保の登場から引用して具体的な担保をまとめます。

(1) EO社が所有する太陽光発電所の開発プロジェクトに係る不動産への第1根抵当
(2) 売電権利に対する譲渡担保契約(FIT権)
(3) 太陽光発電設備の売買代金債権を対象とした集合債権譲渡担保契約
(4) 事業者EO社代表者との連帯保証契約

現状では、担保の価値がどれほどのものになるかは分かりませんが、maneoの報告によると「これらの保全措置は融資金の全額を確実に担保できるものとは言い難く、投資家の皆様には保守的観点からご投資の判断をいただきたく、募集に際しては一部を除き開示いたしませんでした。 」と書いてありますので、過度な期待は禁物です。


③ ガイアファンディングセレクトファンド(2018年12月6日調査)

ガイア案件に関する報告時系列
2018年11月1日maneoのガイアファンディングセレクト案件(5案件)で延滞のお知らせが届く。1.1億円
2018年11月22日ガイアファンディングからガイアファンディングの案件すべてが延滞しているとのお知らせが届く。約40億円
2018年12月3日maneoのガイアファンディングセレクト案件(92案件)で延滞のお知らせが届く。約20億円

11月22日のガイア全件期失時点でmaneoのセレクトファンドも全滅する事は予想できましたが、それにしても本当に大きな規模の延滞となってしまいました。具体的な遅延理由はいまだに分かっていません。

現在maneoでは、ガイアファンディングに対して返済状況や遅延の原因、延滞解消の見込み等について質問をしている状況だそうです。

それに対して、ガイアファンディングも貸付先である海外子会社に質問している状況だそうです。

最終貸付先までに、3社の法人を経由して貸し付けを行っているためどこで遅延が発生しているかもはっきり分からない。質問に次ぐ質問で、明確な回答はどこにも返ってきていません。

この案件において、直接的にmaneoが貸し付けを行っているわけではありませんが、監督責任をしっかりと全うしてほしい物です。


④ 事業性資金支援ローンファンド(2018年10月15日調査)

案件名貸付額延滞額
事業性資金支援ローンファンド51号8,227,813円0円(償還済)
事業性資金支援ローンファンド44号 14,429,337円0円(償還済)
事業性資金支援ローンファンド43号22,689,544円0円(償還済)

事業性資金支援ローンファンドは随時様々な募集がありますが、延滞が起きたのは事業者AVが借り手となる3つの案件です。事業者AVは30店舗以上もの教育関連サービス店舗を持つ実績のある事業者です。教育関連サービス店舗というのは要するに塾でしょうか?

この3つの案件は、資金募集のページには担保無しと表記されていましたが、実際には連帯保証による担保が設定されており、その担保を売却した事により無事全額償還となりました。


⑤ maneoの虎(2018年10月15日調査)

案件名貸付額延滞額
maneoの虎ローンファンド10号9,646,639円763,874円
maneoの虎ローンファンド9号3,695,983円292,668円
maneoの虎ローンファンド8号7,391,981円585,339円
maneoの虎ローンファンド5号4,187,464円331,588円

maneoの虎では、22号までの案件募集があり、そのうちの「5,8,9,10号」の4件の案件で延滞が発生しています。この4件はすべてBM社とBY社(同一グループ会社)が起こした延滞です。同一グループと言う事は要するに同じ会社です。

このグループ会社は、関東で8店舗のラーメン店を経営しており、そのうちの3店舗の売り上げが落ちて閉店したそうです。元本の返済は、閉店しなかった残り5店舗の売り上げから行うようですが、かなり時間がかかりそうです。


遅延・貸し倒れ情報の見るべきポイント
遅延や貸し倒れは必ず起こるものです。今でこそ、遅延の起きている事業者も起きていない事業者も存在しますが、いずれはどの会社も遅延案件を抱えるようになるはずです。

必ず起きるのですから、遅延が起きた時に事業者がどのように対処するかという点はソーシャルレンディングにおいて最も注視するべき重要なポイントです。

遅延や貸し倒れが起きていない事業者だから安心だと考えずに、下記のような点を考慮しながら大切な資産を預けられる誠実な事業者を選びましょう。

情報公開までの速度
公開された情報の質と量
最終的な元本償還額
投資家に対する対応の誠実さ

安全性A-maneo(マネオ)の公式ホームページ

アキユキ
この記事を書いた人
2018年に結婚式と新婚旅行で貯蓄が…。まずは300万円をソーシャルレンディングで運用することを目標にがんばります!自ら学びつつ皆さんに役に立つ情報を発信します!
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一言掲示板 : 情報交換、改善希望、質問など
no name(2018-12-13 07:46:54)
ガイアに大金を投資した者です。皆さんの情報を見ていると詐欺にあったとしか思えなくなりました。maneoの管理能力は乏しいようです。SBIに乗り換えを考えます。
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