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maneo(マネオ)の延滞&貸し倒れ案件まとめ

投稿日:2018年10月15日 | 更新日:2019年4月4日 | 執筆者:アキユキ
延滞&貸し倒れ レポート
maneoの延滞対応に対する評価のポイント
毎月届く延滞報告
多くの延滞案件では担保が設定されている
maneoの評価は今後の回収率にかかっている

2019年4月2日に、新たに2つの案件で延滞が発生してしまいました。去年の12月から5ヶ月連続で延滞報告が届いています。

ソーシャルレンディングにおいて、どの事業者もある程度延滞が発生してしまうのは仕方のない事だと考えていますが、この延滞発生率は異質に感じます。

一応、多くの案件では担保が設定されています。今後の回収作業において、この担保設定額に近い金額を回収する事ができれば、maneoの信頼度も大きく回復してくるでしょう。

少しでも多くの金額が回収される事を願うばかりです。

maneoの運用実績(返済実績一覧より)
貸付総額現延滞額比率
160,944,320,000円6,767,957,123円4.2%

各延滞案件の延滞額(各延滞に関するお知らせより)
案件名融資額延滞額状態
事業者EG社向け案件(追記159,997,023円159,997,023円延滞中
事業者CW社向け案件(追記170,000,000円170,000,000円延滞中
事業者CS社向け案件320,000,000円320,000,000円延滞中
事業者DE社向け案件85,000,000円85,000,000円延滞中
1,200億円突破記念ローンファンド【第3弾】1,599,983,479円1,599,983,479円延滞中
事業者U社向け案件230,000,000円0円償還済み
不動産事業者CU社向け案件2,027,373,909円2,027,373,909円延滞中
事業者EO社向け案件55,000,000円340,000円延滞中
ガイアファンディングセレクトファンド2,050,333,951円2,050,333,951円延滞中
事業性資金支援ローンファンド45,346,694円0円償還済み
maneoの虎ローンファンド24,922,067円1,973,469円延滞中

これまでに起きた延滞

これまでにmaneoでは、下記の11ファンドで延滞が発生しています。

① 事業者EG社向け案件(追記
② 事業者CW社向け案件(追記
③ 事業者CS社向け案件
④ 事業者DE社向け案件
⑤ 1,200億円突破記念ローンファンド【第3弾】
⑥ 事業者U社向け案件
⑦ 不動産事業者CU社向け案件
⑧ 事業者EO社向け案件
⑨ ガイアファンディングセレクトファンド
⑩ 事業性資金支援ローンファンド
⑪ maneoの虎ローンファンド

以下では、各延滞案件に関する現在の運用状況を簡単にまとめます。

① 事業者EG社社向け案件(2019年4月4日調査)

2019年4月2日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約1.6億円です。

不動産売却益による返済を目指していたEG社ですが、3月28日の返済日までに売却が間に合わず、延滞となりました。

maneoからの経過説明によると「担保提供者の前所有者より対象不動産に処分禁止の登記をされたことにより、現時点では、売買決済が成就できておりません」と書いてあります。 何かしらの問題が発生して揉めているのでしょうか。

回収に向けての対応は以下の3点が挙げられています。

(1)事業者EGの金融機関からの資金調達による返済
(2)事業者EGの不動産売却による返済
(3)競売による回収

一応、TAS評価による担保価値が「約3億2,280万円」と記載されているので、これが事実であればどの選択肢を取ってもある程度の回収は期待できそうです。


② 事業者CW社社向け案件(1,000億円突破記念ローンファンド)(2019年4月4日調査)

2019年4月2日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、1.7億円です。

この案件の最終返済日は4月30日となっておりましたが、3月28日時点で利息が支払えずに延滞となったようです。別の債権者に対する支払いも遅延していたようなので、中々苦しい経営状態にあったのでしょう。

今後maneoは任意売却を促しつつ、競売競売手続きに則った回収も行っていくそうです。しかし、この案件の担保評価額は「約1億7,300万円(業者ヒアリング)」との事ですので、先行きがかなり不安な状況となっています。


③ 事業者CS社向け案件(2019年3月5日調査)

2019年3月4日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、3.2億円です。

不動産売却益による返済を目指していたCS社ですが、2月28日の返済日までに売却が間に合わず、延滞となりました。

売却が遅れてしまった原因の1つには、銀行融資基準の厳格化があるようです。今後、他の不動産事業へもさらなる影響が出てきそうです。


④ 事業者DE社向け案件(2019年3月5日調査)

2019年3月4日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、8,500万円です。

不動産物件を安く仕入れて、価値を向上させてから売却すると言うビジネスを行っていた事業者DEですが、2月28日の返済日までに売却が間に合わずに、延滞となってしまいました。とはいえ2件ある不動産のうち1件は売却されており、4,200万円はすでに回収できているようです。

上記のCS社同様、銀行融資基準の厳格化が売却遅延の要因の1つとなっているようです。


⑤ 1,200億円突破記念ローンファンド【第3弾】(2019年2月1日調査)

2019年1月31日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約16億円です。

16億円というとかなりインパクトがありますが、前回発生した「U社向け案件」と同様に担保が設定されています。

maneoの案件ページの説明によると担保物件は「千代田区」「山手線駅前ビル」「150㎡」と、中々好条件なので、maneoの説明が事実であればあまりひどい事にはならないでしょう。


⑥ 事業者U社向け案件(2019年1月10日調査)

案件名融資額延滞額
不動産担保付きローンファンド628号40,000,000円40,000,000円
不動産担保付きローンファンド631号40,000,000円40,000,000円
不動産担保付きローンファンド631号40,000,000円40,000,000円
不動産担保付きローンファンド632号40,000,000円40,000,000円
不動産担保付きローンファンド633号40,000,000円40,000,000円
不動産担保付きローンファンド634号30,000,000円30,000,000円

2019年1月8日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、2億3,000万円です。

中々大きな金額ではありますが、今回の延滞に関してはしっかりと担保の設定が行われているようです。この担保価値が本当であれば、現在maneoで発生している他の延滞案件とは違い、スムーズな償還が期待できるでしょう。

追記】2019年4月8日にmaneoから全額回収&分配が完了したとのお知らせが届きました。


⑦ 不動産事業者CU社向け案件(2018年12月6日調査)

案件名融資額延滞額利回り
1,000億円突破記念ローンファンド【第2弾】(第1次~第165次募集)1,199,976,562円1,199,976,562円5.2~6.2%
1,100億円突破記念ローンファンド【第1弾】1号~15号221,440,595円221,440,595円5.5%
1,100億円突破記念ローンファンド【第2弾】1号~9号103,992,381円103,992,381円5.5%
1,100億円突破記念ローンファンド【第4弾】1号~25号369,977,441円369,977,441円5.5%

簡単に経緯を説明します。

不動産融資事業者「C社」は、「maneo」で資金調達して最終資金需要者である「CU社」に約20億円を貸す。
資金運用開始してすぐに「CU社」がお金を返せなくなる。
「CU社」の提供していた担保はとても魅力的で、売れば簡単に20億円くらい返せるはずと「C社」は考えていた。
最終的には担保を売却すれば何とかなるので、本来「CU社」が返すべき「maneo」への毎月の返済を「C社」は立て替えていた。
2018年10月。担保が20億で売れないかもしれないと「C社」が気づく。
「C社」は「maneo」への返済の立て替えを止める。

上記のような経緯で現在延滞中です。今後は、担保不動産の競売・任意売却による回収を進めて行くそうです。

この案件の問題点をまとめると下記の4点です。(maneoで20億円を超える大規模延滞!貸し倒れは避けられない状況より引用)

・1100億円突破記念LF 第4弾 25号は延滞発覚後の5月29日に募集完了している。
・貸し付けから延滞発生までの期間が短すぎる。CU社は確信犯?
・CU社が問題ある業者だと見極められなかったこと。
・延滞が判明してから報告までに5ヶ月も経過してしまったこと。

ここ最近のmaneoに対する不信感は強まる一方ですが、出来る限り多くの元本を回収し、誠実な事業者である証明をして頂きたいものです。

追記】2019年4月18日「1,100億円突破記念ローンファンド【第1弾】」の1~3号、13号の4案件で元本回収のお知らせがあったそうです。

1,100億円突破記念ローンファンド【第1弾】回収額
期失時残存元本回収金額元本毀損額比率
62,698,988円35,691,777円27,007,211円約43%


⑧ 事業者EO社向け案件(2019年3月4日調査)

2018年3月から行われていた貸付&利息返済において、10月分の利息が返済されず延滞案件となりました。

追記】2019年3月、54,660,000円と元本のほぼ全てと言ってもいい金額の回収が行われました。3月11日に投資家口座へ償還される予定です。

太陽光に関する案件での期失と言う事で、多くの方が心配していましたがこの結果は非常に素晴らしいと思います。

案件名延滞額利回り
事業性資金支援ローンへの投資(第1次募集)27,500,000円7%
事業性資金支援ローンへの投資(第2次募集)27,500,000円7%


⑨ ガイアファンディングセレクトファンド(2018年12月6日調査)

ガイア案件に関する報告時系列
2018年11月1日maneoのガイアファンディングセレクト案件(5案件)で延滞のお知らせが届く。1.1億円
2018年11月22日ガイアファンディングからガイアファンディングの案件すべてが延滞しているとのお知らせが届く。約40億円
2018年12月3日maneoのガイアファンディングセレクト案件(92案件)で延滞のお知らせが届く。約20億円

11月22日のガイア全件期失時点でmaneoのセレクトファンドも全滅する事は予想できましたが、それにしても本当に大きな規模の延滞となってしまいました。具体的な遅延理由はいまだに分かっていません。

現在maneoでは、ガイアファンディングに対して返済状況や遅延の原因、延滞解消の見込み等について質問をしている状況だそうです。

それに対して、ガイアファンディングも貸付先である海外子会社に質問している状況だそうです。

最終貸付先までに、3社の法人を経由して貸し付けを行っているためどこで遅延が発生しているかもはっきり分からない。質問に次ぐ質問で、明確な回答はどこにも返ってきていません。

この案件において、直接的にmaneoが貸し付けを行っているわけではありませんが、監督責任をしっかりと全うしてほしい物です。


⑩ 事業性資金支援ローンファンド(2018年10月15日調査)

案件名貸付額延滞額
事業性資金支援ローンファンド51号8,227,813円0円(償還済)
事業性資金支援ローンファンド44号 14,429,337円0円(償還済)
事業性資金支援ローンファンド43号22,689,544円0円(償還済)

事業性資金支援ローンファンドは随時様々な募集がありますが、延滞が起きたのは事業者AVが借り手となる3つの案件です。事業者AVは30店舗以上もの教育関連サービス店舗を持つ実績のある事業者です。教育関連サービス店舗というのは要するに塾でしょうか?

この3つの案件は、資金募集のページには担保無しと表記されていましたが、実際には連帯保証による担保が設定されており、その担保を売却した事により無事全額償還となりました。


⑪ maneoの虎(2018年10月15日調査)

案件名貸付額延滞額
maneoの虎ローンファンド10号9,646,639円763,874円
maneoの虎ローンファンド9号3,695,983円292,668円
maneoの虎ローンファンド8号7,391,981円585,339円
maneoの虎ローンファンド5号4,187,464円331,588円

maneoの虎では、22号までの案件募集があり、そのうちの「5,8,9,10号」の4件の案件で延滞が発生しています。この4件はすべてBM社とBY社(同一グループ会社)が起こした延滞です。同一グループと言う事は要するに同じ会社です。

このグループ会社は、関東で8店舗のラーメン店を経営しており、そのうちの3店舗の売り上げが落ちて閉店したそうです。元本の返済は、閉店しなかった残り5店舗の売り上げから行うようですが、かなり時間がかかりそうです。


遅延・貸し倒れ情報の見るべきポイント
遅延や貸し倒れは必ず起こるものです。今でこそ、遅延の起きている事業者も起きていない事業者も存在しますが、いずれはどの会社も遅延案件を抱えるようになるはずです。

必ず起きるのですから、遅延が起きた時に事業者がどのように対処するかという点はソーシャルレンディングにおいて最も注視するべき重要なポイントです。

遅延や貸し倒れが起きていない事業者だから安心だと考えずに、下記のような点を考慮しながら大切な資産を預けられる誠実な事業者を選びましょう。

情報公開までの速度
公開された情報の質と量
最終的な元本償還額
投資家に対する対応の誠実さ

評価B+maneo(マネオ)の公式ホームページ

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アキユキ
この記事を書いた人
2018年に結婚式と新婚旅行で貯蓄が…。まずは300万円をソーシャルレンディングで運用することを目標にがんばります!自ら学びつつ皆さんに役に立つ情報を発信します!
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一言掲示板 : 情報交換、改善希望、質問など
[4150] no name(2019-04-03 22:33:56)
4月も京都と新座であったので
更新お願いします
[3808] アキユキ(2019-03-18 22:41:53)
ごめんなさい。見ている数字を間違えていました。マーケット情報の所を見たら普通に60億円のままでした…。明日書き直します。
[3804] no name(2019-03-18 17:48:24)
2017年3月から投資してますが、MANEO本体の延滞が最近頻繁になってきて、逃げ切れるか非常に焦っています。毎日後悔と家族に申し訳ない気持ちで滅入っています
[3803] no name(2019-03-18 16:41:03)
>しかし、maneoの運用実績を見てみると、2月上旬に60億円近くあった延滞額が3月上旬>現在、約32億円ほどに下がっていました。
上記の根拠がわからないのですが、実際にこの期間にそれだけ返済されてるのでしょうか?
[3635] no name(2019-03-05 16:13:41)
今回延滞発生のDE社ですが、JCサービス関連の太陽光で12億円集めているDE社とは別でしょうか?
<今回延滞発生のDE社募集ファンド>
https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=5411
<12億円集めたDE社の募集ファンド>
https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=5721
[3474] no name(2019-02-21 06:22:02)
CU社の経過報告が届きました。
各物件ごとに返済されているようですが、私の対象物件K(都内)はまだのようです。
返済された方は全額返済となっているのでしょうか。状況をお知らせいただければありがたいです。

以下経過報告メール

1.回収活動状況について
本件融資の担保対象となる不動産は、埼玉県内8か所、千葉県内2か所、神奈川県内3か所及び東京都内2か所所在の収益アパートです。

埼玉県内、神奈川県内、東京都内の計5か所の物件につきましては、売却による回収金の分配を行いました。
該当する投資家の皆様には別途詳細をご連絡済みです。
また12月に契約いたしました埼玉県内の2か所の物件につきましては、2月末の決済を予定しております。
2月6日以降の販売状況としましては、新たに埼玉県内2か所及び千葉県内1か所の物件につきまして、今週中の契約を予定しております。
上記の物件を除きますと、埼玉県内3か所、千葉県内1か所、及び東京都内1か所所在の収益アパートの売却活動となりますが、
これらにつきましても引き続き、投資家の皆様に少しでも多くの配当を一刻でも早く実現できますよう、
事業者C社から定期的な回収活動の報告を受けるとともに、協力してまいります。


2.今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、回収の進捗状況等につきまして、引き続き定期的にメールにてご報告いたします。
次回につきましては、2週間後を目途に状況をご報告いたします。

2019年2月20日
匿名組合契約における営業者 maneo株式会社

[3266] no name(2019-02-07 14:53:00)
CU社の件は、アパート等の不動産購入と思いますが、なんで日々の家賃収入が議論されないのでしょうね?
[2065] no name(2018-12-13 07:46:54)
ガイアに大金を投資した者です。皆さんの情報を見ていると詐欺にあったとしか思えなくなりました。maneoの管理能力は乏しいようです。SBIに乗り換えを考えます。
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