借手 | 残高 | 担保エリア |
---|---|---|
不動産事業者FF | 0.4億円 | 横須賀市 |
不動産事業者R | 2.9億円 | 品川区 |
不動産事業者BJ | 7.4億円 | 京都市 |
・融資残高4,000万円
・対象不動産を3区画に分けて販売する計画
・1区画は2019年4月に売却完了(1,500万円の一部返済済み)
・1区画は売買契約を締結済みだが前面道路の通行承諾書取得に時間を要している
・1区画は契約締結に至っていない
≪コメント≫
合計で2,030㎡(614坪)の土地が第1順位抵当に入っているので大丈夫でしょう。
・融資残高2.9億万円
・対象不動産は「土地 約30.2坪&建物 延床約102.4坪」
・前回の書い手は資金調達が上手くいかずに契約解除
・新たな買い手を探している状況
・R社からの一部返済3,000万円は9月26日に分配予定
・品川駅近くの地価データ
≪コメント≫
先の見えない状況ですが、第1順位抵当権なことが救いです。
また、少し(約1割)でも返済があったことは喜ばしいことです。
・融資残高7.4億万円
・当初は11億円の資金調達
・2017年12月にプロジェクトスタート → 2か所の土地購入
・1か所は売却完了(2018年5月に3.5億円を返済)
・残り1か所は解体工事と確定測量に予想より大幅な時間を要した
・2019年4月に確定測量完了
・2019年7月に契約締結したが決済期日が来春の予定(ホテル建築を予定)
・BJからの一部返済1,000万円は9月26日に分配予定
≪コメント≫
楽観視はできませんが、
・土地2か所の内の1か所は売却&返済済み
・原因が明確(確定測量の遅れ)
・確定測量が遅れた原因も明確 → 確定測量完了 → 契約締結
といった理由から返済される可能性は高いと考えています。
私は京都市案件で300万円が期失になってしまいました。maneoへの投資はこのファンドで最後だったのですが、残念ながら逃げ切れませんでした。
どの案件もリファイナンス制限がネックとなっただけで、致命的な問題はないように感じます。気長に朗報を持つことにします。
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現時点で強制執行してしまうと、maneoが買手を探さなければいけなくなりますし、BJ社や(契約締結済みの)土地買手からも恨まれることになります。