※瀧本さんからサイト掲載の許可はいただいています。
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[Q] メインの部分は謝罪だとしても他にも裁判対策や今後のためのイメージ回復といった思惑はありますか?
この間、今後どうしていくかについて考えて参りました。今後、自分が人生の目標をどう再設定するにせよ、まずはご迷惑をお掛けした投資家の皆様に謝罪をするところから始めようと思い、謝罪文を掲載させて頂きました。
[Q] なぜリファイナンス制限をしたのでしょうか?あの時点で最終的に完済されないことが分かっていたのでしょうか?
[Q] グリーンインフラレンディング、クラウドリース、ガイアファンディング、キャッシュフローファイナンス(CFF)などの事業者は最初から悪意(詐欺)を前提としていたのだと思いますか?なぜ同時期全案件延滞などという異常事態が起きたのでしょうか?
グリーンインフラレンディングは、現在、投資案件の売却による回収で配当をするべく行動していると個人的に承知しています。
その他の営業者についても同様だと思いますが、個人的なつながりがあるのは、グリーンインフラレンディングとクラウドリースです。同時延滞が起きたのはクラウドリースについてかと思いますが、その時点での状況を把握しておらず、私自身も原因をはかりかねております。
[Q] グリーンインフラレンディングやクラウドリースについては瀧本さんの管理が及ばなかったのだと思いますが、なぜmaneoでも延滞が多発しているのでしょうか?
maneoで延滞が多発し始めたのは、2018年7月にmaneoマーケットが業務改善命令を受けた後のことかと存じますが、改善命令後は、私の仕事は事実上、maneoマーケットの取締役会の議長のみとなっており、詳細については把握しておらず、正確にご説明することができません。
ただ、私の知りうる限りで申し上げますと、maneoの貸付先企業の担保不動産の売却時期が延びたこと、また損失が出るとすれば担保不動産の評価が、何らかの事情により実勢とかけ離れていたこと、無担保案件については最終貸付先の業績悪化等が考えられます。詳細についてはご説明できるだけの情報が私にはなく、申し訳ありません。
[Q] maneoマーケットの結果を見ると、ソーシャルレンディング業界全体に不安を感じます。ソーシャルレンディングというビジネスモデルは有望なものなのでしょうか?それとも非常に厳しいものなのでしょうか?
現在の投資家の求めるリターンが5~10%程度だった場合、それ以上の利回りで資金を運用するため、投資案件としてリスクが比較的高めな案件に手を出さざるを得ないからです。
ただし、その利回り水準での堅い投資案件がないというわけではなく、慎重に審査を行ったうえで安心感のある運用をしていくことは不可能というわけではありません。
ビジネスモデルは有望なものだと思います。保証会社が保証する投資案件や、機関投資家が投資するレベルの案件を個人でも投資できるようにするツールとしては大きな可能性があります。
とても丁寧に回答していただきました。
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