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ソーシャルレンディング投資における3種類のファンドタイプ

初回:2019年10月15日 | 更新日:2019年10月18日 | 執筆者:カナメ先生
重要度 ★★★★★
ここがポイント!
  • 3種類のファンドタイプを覚えよう。
  • 信用貸付タイプはリスクが低いが利回りも低くなる傾向にある。
  • プロジェクトファイナンスタイプはリスクの高さと比例して利回りも高い。
  • 不動産担保ローンタイプは利回りと安全性のバランスがよい。
  • 不動産クラウドファンディングはソーシャルレンディングとは別物。
ソーシャルレンディングのファンドには3種類のタイプがあります。3種類のタイプ分けが出来ないと適切な投資判断をすることはできません。

1つずつ丁寧に解説していきます。

(1) 信用貸付タイプ

信用貸付タイプの説明イラスト

「この会社であれば責任をもって返してくれる」という目論見で投資(融資)するケースです。借手の信頼性が返済根拠です。

上場企業に融資できる「Funds」、実績ある海外の金融事業者に融資できる「クラウドクレジット」などが該当します。

ソーシャルレンディング事業者だけでなく投資家も借手の信頼度をチェックできるように借手情報が多いことが特徴です。上場企業であれば監査法人が入っているので情報自体の信頼度も高くなります。

借手の信頼度が高いほど「利回り」が下がってしまう点が難点ですが、クラウドクレジットは高利回りを維持しているに投資家に評判の良い事業者です。

(2) プロジェクトファイナンスタイプ

プロジェクトファイナンスタイプの説明イラスト

「このプロジェクトであれば成功する」という目論見で投資(融資)するケースです。プロジェクトが生み出す利益を返済根拠としており、完成後の売却やリファイナンス(銀行借入)により返済します。

SBIソーシャルレンディング」のディベロッパーズローンファンド、「クラウドバンク」の太陽光発電ファンドなどが該当します。

ソーシャルレンディング事業者はプロジェクトの魅力やプロジェクト執行者の実績をアピールしてきます。借手の多くはLLC(合同会社)であり、担保も保証も限定されてしまうため、プロジェクトが失敗した場合の完済は期待できません。

リスクの高さと比例して、利回りも高いことが特徴です。

(3) 不動産担保ローンタイプ

不動産担保ローンタイプの説明イラスト

「この不動産を担保にいれるなら心配ない」という目論見で投資(融資)するケースです。延滞が発生した場合には担保から回収することが可能です。

不動産査定に定評のある「オーナーズブック」、不動産バイヤーズローンファンドと不動産担保ローン事業者ファンドを有する「SBIソーシャルレンディング」、査定で東急リバブルと業務提携している「LENDEX」などが該当します。

不動産担保の設定は結局のところ返済率にも大きな影響を与えます。借手は不動産を手放す損失のほうが大きいため、必死で返済することを選びます。

個人的には「利回りと安全性」のバランスが最もよいタイプだと考えています。

ただし、過去にはソーシャルレンディング事業者の査定の甘さを狙った事件も発生しているため過信は禁物です。

番外編:不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディングの説明イラスト

不動産クラウドファンディングはソーシャルレンディングとは別物です。

ソーシャルレンディングは「他者への融資」ですが、不動産クラウドファンディングは「不動産に共同投資」するものです。

不動産クラウドファンディングでは多くの場合、事業者が10~30%の劣後出資を行い、投資家のリスクを下げています。

優先劣後出資を採用していることからリターンとリスクのバランスがソーシャルレンディングに近くなっており、ソーシャルレンディングと同じ括りで紹介されることが多くなっています。

※当サイトでもそのようにしています。

事業者としては「CREAL」「FANTAS」「ジョイントアルファ」「Renosyクラウドファンディング」などが該当します。

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴17年。ソーシャルレンディングへの投資額はトップクラスの個人投資家。「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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一言掲示板 : 情報交換、改善希望、質問など
[1244] カナメ先生(2019-10-17 10:03:02)
> クラバン大好きさん

賛同していただきありがとうございます。
プロジェクトファイナンスだと考えると、リターンやリスクが適切に判断しやすくなります。

[1065] クラバン大好き(2019-10-15 18:46:51)
クラウドバンクの太陽光ファンドが、担保返済が期待しにくいプロジェクトファイナンスタイプに分類されているのが潔くていいですね。完成物件の収益からの担保評価額はあてになりませんし。
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