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ソーシャルレンディングでお金を借りているのはどんな会社?

初回:2018年5月24日 | 更新日:2019年9月24日 | 執筆者:カナメ先生
重要度 ★★★★★
ここがポイント!
  • 不動産関連や再生可能エネルギー関連の企業が多い。
  • 金利5.0~15.0%程度のローンというのは世の中にたくさんある。
  • 銀行からお金を借りられない企業がたくさんある。
  • ソーシャルレンディングは銀行よりも期間や融資額に柔軟性がある。
ソーシャルレンディングに興味をもった人の多くが「ソーシャルレンディングでお金を借りている会社ってどんな会社なんだろう?」と気になります。

私自身も
「世の中に金利10%でお金を借りる人なんているの?」
「それってヤバい会社なんじゃないの?」
「住宅ローンは1~2%で借りられるんだよ」
と思っていましたが、調べていくうちに自分のローンに対する知識の少なさに気づきました。

中小企業を対象としたビジネスローンの金利は銀行でも高い

銀行名サービス名金利
住信SBIネット銀行不動産担保ローン2.95~8.9%
ビジネクストビジネスローン8.0~15.0%
静岡銀行ビジネスクイックローン5.0~14.9%
東京スター銀行スタービジネスカードローン6.5~14.5%

上の表から分かる通り、大手都銀が行う大型融資とは違い、中小企業の事業性資金の場合5.0%以上が当然なのです。さらに商工ローンでは8~20%ほどになります。

銀行は融資NG条件が多い

・創立後の年数が浅いとNG(銀行としては3期分の決算書類が欲しい)
・必要資金が少額であるとNG(融資効率が悪い)
・社長個人の信用情報に事故歴があるとNG
・特定の業種を営んでいる時点でNG(遊興娯楽業や金融業など)
・税金の未納や滞納があるともちろんNG
・経済活動にプラスにならない事業はNG(転売など)

期間や金額に柔軟性のある借入がしたい中小企業

真面目に貯金をするように教育されてきた日本人には信じられないことですが、アメリカでは給料日前に200~300ドルの借り入れ(通称:ペイデイローン)を利用することは普通のことだと考えられています。

それと同様に商売を営んでいる人にとって、売上が入金されるまでの「つなぎ資金」に融資を使うことは当然のことなのです。そのためソーシャルレンディングの案件には4ヶ月や6ヶ月といった短期案件が多いのです。

これはどちらが良い悪いという問題ではなく、アメリカ人にとっての「ペイデイローン」や、商売を営んでいる人にとっての「つなぎ融資」は普通のことだと認識しておくことが重要です。

具体的な借り入れ例

業種用途・目的
不動産の転売転売可能な割安物件を購入するための資金
新築不動産の建売販売土地購入から販売までのつなぎ資金
金融事業者優良な顧客を抱えている金貸業者の資金
再生可能エネルギー関連売電収入が得られるまでのつなぎ資金
リフォーム物件の販売中古物件購入から販売までのつなぎ資金
介護マッサージ関連保険金入金までのつなぎ資金
パチンコ関連銀行から融資を受けづらい
発展期待国のビジネス国内で融資を受けられない

[最新トレンド] 宣伝目的でソーシャルレンディングを利用するケース

最近はソーシャルレンディング投資家への宣伝効果を狙ったサービスが増えてきました。投資意欲の高い人たちに小口の投資案件を経験させることで、自社の大口投資案件(投資用不動産など)に誘導する作戦です。

企業にとっても投資家にとってもメリットのある話です。
以下が宣伝効果を狙った代表的なサービスです。

事業者名ポイント
Funds(ファンズ)のアイコン Funds(ファンズ) 様々な上場企業と業務提携してファンドを提供。アイフル、インテリックス、フィル・カンパニーなど。
ジョイントアルファのアイコン ジョイントアルファ 東証一部上場企業である穴吹興産が運営。不動産投資商品アルファアセットクラブなどを展開。
Renosy(リノシー)のアイコン Renosy(リノシー) 東証マザーズ上場の不動産テック企業であるGA technologiesが運営。露骨な名簿集めが投資家から不評。

これらの事業者は「宣伝段階で投資家を失敗させる意味がない」ため、安全性が高いファンドを出す傾向にあります。ただし、宣伝費を節約するために早期償還が行われやすいなどのデメリットもあります。

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴17年。ソーシャルレンディングへの投資額はトップクラスの個人投資家。「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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