ソーシャルレンディング業界トップクラスの実績を積み重ねているクラウドバンクですが、次々と募集されるファンドを把握しきれないという問題点があります。
本記事では
ファンド名 | 募集総額 | 利回り | 運用期間 |
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米ドル建カリフォルニア不動産ローンファンド | 243万ドル | 4.7~5.2% | 12~22ヶ月 |
円建カリフォルニア不動産ローンファンド | 1.61億円 | 4.2% | 14ヶ月 |
米ドル建分散型先進国ローンファンド | 140万ドル | 4.6% | 11~12ヶ月 |
円建分散型先進国ローンファンド | 2.10億円 | 4.1% | 16ヶ月 |
香港中小企業支援型ローンファンド | 0.52億円 | 6.7% | 20ヶ月 |
カリフォルニア不動産ローンファンドと分散型先進国ローンファンドが主軸です。
利回りは円建てで4.1~4.2%と堅実なファンドとなっています。
香港中小企業支援型ローンファンドは2件の募集のみでした。
10月は中小企業支援型ローンファンド(5.7%)や不動産担保型ローンファンド(5.2%)が募集されています。
カリフォルニア州の不動産を担保に貸付けをおこなうファンドです。
クラウドバンクでは2018年7月30日から募集を続けている実績のあるファンドです。
会員限定情報に物件詳細(住所等)が掲載されているので、担保不動産を確認してから投資することが可能です。
先進国の100以上の企業に対するローンから構成されるファンドです。
以下のメリットがあります。
・100以上の企業に投資できる高い分散性
・優先劣後構造で一定の保全性を確保
・大手格付け会社による格付け取得
・クラウドバンクの手数料が低い(0.5%)
・経験豊富な投資アドバイザーによるマネジメント
個人的には11月に募集されている海外ファンドよりも国内の不動産担保付きローンファンドや再生可能エネルギー系ローンファンドがおすすめです。
しかし、分散型先進国ローンファンドは2020年10月に募集開始したばかりなのでクラウドバンクが実績作りに力を入れている時期です。
手数料も0.5%と普段より1.0%程度低くなっています。
分散型先進国ローンファンドが長期的に魅力的なファンドでありつづけるのか?は分かりませんが、現時点においては魅力的な投資先の1つの言えます。
魅力的な国内ファンドの登場を待ちながら、継続的に募集のある海外ファンドに上手く分散させていくことをおすすめします。