ユーザーさんからリクエストがあったためクラウドバンクの「香港中小企業支援型ローンファンド」について詳しく調べてみました。
| ファンド名 | 香港中小企業支援型ローンファンド |
|---|---|
| 募集履歴 | 1号（2019年8月30日）～36号（2020年2月2日） |
| 総募集金額 | 6億8,950円 |
| 利回り | 6.8%（一部6.4%） |
| 運用期間 | 20ヶ月 |
| 通貨 | 円建て（為替リスクなし） |
| 資金使途 | 消費者金融事業の事業資金及び既存債務の借換資金 |
| 返済原資 | 融資期限の満了時期において他金融機関からの借り換えを行うことによって、本営業者からの融資の弁済を行う予定 |
| 借手情報1 | 1号から36号まで同一企業 |
| 借手情報2 | 香港におけるの消費者金融事業を展開している企業。ネットマーケティング及びスコアリングノウハウ等を活用したオンライン（完全非対面）専業のローンサービスの提供により、オペレーションコストを抑えながらも数千件に小口分散された債権ポートフォリオを有している。 |
資金は債券ポートフォリオの拡大のために使用。
返済は他の金融機関からの借り換えを計画。
投資家限定情報なので社名などは出せません。
クラウドバンクで確認してください。
| 金利 | 18.0～58.0% |
|---|---|
| 期間 | 6ヶ月～60ヶ月 |
| 融資額 | 5000香港ドル～30万香港ドル （日本円で7万円～420万円程度） |
設立から9年程度の消費者金融事業者（オンライン専業）です。これだけの金利で貸し出していれば投資家に6.8%の利回りを提供できることも納得です。
貸付先のBW社の親会社は日本の投資会社O社です。
| ファンド | 為替 | 利回り | 運用期間 |
|---|---|---|---|
| ユーラシア個人向け小口融資36号 | ユーロ | 9.4% | 31ヶ月 |
| 東欧金融事業者支援ファンド111号 | ユーロ | 8.3% | 19ヶ月 |
| 東欧金融事業者支援ファンド27号 | 日本円 | 6.9% | 19ヶ月 |
| マイクロローン事業者ファンド38号 | 日本円 | 5.7% | 25ヶ月 |
条件的にはクラウドクレジットの東欧金融事業者支援ファンドと同程度で、マイクロローン事業者ファンドよりは良いといった感じです。
ざっくり言えば「実績のある香港の消費者金融事業者への融資」です。利回りが高く為替リスクも無いのでなかなか魅力的なファンドですが、法改正や景気後退（リセッション）などのリスクはあるので集中投資は禁物です。
クラウドクレジットの主力ファンドである東欧金融事業者支援ファンドと近い条件なので上手に分散投資すると良いでしょう。
個人的にはBW社（貸付先）やO社（EW社に投資している日本の会社）に関係する人の顔や経歴が詳しく分かるともっと安心して投資できると思います。
| 評価 | A | クラウドバンクの公式ホームページ |
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