ソーシャルレンディング投資家にとってはあまり聞きたくないキーワードですね。
これらの言葉を聞くと不安になってしまいます。
「対象となる財産(不動産など)以外からの返済は求めない」という契約です。例えば、特定の不動産が対象となっている場合には、その不動産を売却すれば、ローンを完済できなくても契約は終了します。
借手にとってはリスクを限定できるメリットがありますが、貸手(投資家)にとってはリスクが非常に大きくなるため好ましくない契約と言えます。
全てのノンリコースローンが悪いわけではありませんが、
ノンリコースローンはモラルハザードを生みやすいシステム
だと考えられています。
上記はmaneo瀧本さんの著書内での発言です。
一般的な感覚では納得のいかない話ですが、これが社会のシステムなので仕方ありません。たしかに何度でも挑戦できる世の中のほうが良い面もあります。
キャッシュフローファイナンスのリースバック契約はノンリコースローンと近い性質の契約です。「体験型エンターテインメント施設ファンド」ではアナザウェイ株式会社に融資を行っているわけですが、最終的に投資家が不採算店の設備を買い取って、アナザウェイ株式会社が損失を回避するのは納得のいかない話です。
といっても、元々そういう契約なのですが・・・。
私が最も投資すべきソーシャルレンディング事業者にあげているSBIソーシャルレンディングは「ノンリコースローンではない」という認識でしたが、万が一ということもあるので確認をとってみることにしました。
[A] 弊社と借手のノンリコース契約はございません。
上記が2018年11月8日にSBIソーシャルレンディングからいただいたメールの内容です。「SBIソーシャルレンディングはノンリコースローンとは無縁」ということです。安心しました。
評価 | A+ | SBIソーシャルレンディングの公式ホームページ |
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加えて、クラウドバンクの情報ありがとうございます。
SPCを使った実質ノンリコスキームへの投資は避けたいところですね。