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SBISLの延滞は回収率94%で決着!トウキョウ運河と知っていれば避けられたのか?

投稿日:2019年5月18日 | 執筆者:カナメ先生
ソーシャルレンディング業界を震撼させたSBIソーシャルレンディングの大規模延滞事件(2018年7月9日発表)ですが、2019年5月16日をもって最終分配を完了しました。結果的に危機を信頼性アップに繋げる見事な対応でした。

SBISL不動産バイヤーズローンファンド延滞債権回収の結果

延滞7ファンド全体の回収率は94.2%で、利息分配金を含めると97.9%となります。
実質的な損失は2.1%です。

しかも、上の表は延滞したファンドを抜き出したものなので、オーダーメード型ファンドの償還済み元本に対するデフォルト率は0.43%になります。

項目金額
オーダーメード型ファンドの償還済み元本432.3億円
バイヤーズローンファンドの償還済み元本86.2億円
デフォルトした貸付元本1.8億円

貸付先がトキョウ運河と知っていれば避けられたのか?

匿名化解除となり融資先が分かるようになった今であればバイヤーズローン16~22号に投資することは避けられたのでしょうか?その可能性について考察してみます。

ファンド名募集開始備考
16号2017年09月12日融資割合73.7%・抵当権第1順位
17号2017年10月11日融資割合74.7%
18号2017年11月13日融資割合70.5%
19号2017年12月11日融資割合75.8%
20号2018年01月17日融資割合79.8%
21号2018年03月22日融資割合65.5%
22号2018年04月21日融資割合73.0%

スマートデイズの履歴
・2012年08月:スマートライフ設立(後のスマートデイズ)
・2014年05月:かぼちゃの馬車ビジネスを開始
・2017年03月:オーシャナイズと資本業務提携契約を締結
・2017年03月:資本準備金含む資本金を21億円に増資
・2017年03月:売上高316億9,664万円 / 純利益4,581万円(2017年3月期)
・2017年10月:物件オーナーに賃料減額を通知
・2017年10月:スマートデイズに商号変更
・2018年01月:説明会で1月以降の賃料支払いが難しいことを発表
・2018年04月:民事再生法の適用を申請

募集時に危険性に気づけたか?

2017年9月時点で、トウキョウ運河(融資先)の代表である佐藤哲也氏がスマートデイズの元代表(2015年7月まで)であることは分かると思います。問題発覚以前のスマートデイズは売上316億円を誇る企業であったため、信頼性アップと評価していたかもしれません。

2018年1月22日にTSR(東京商工リサーチ)がスマートデイズの問題を報じているので、21号以降に投資する可能性は低くなります。

しかし、全案件をそこまで深く調査&モニタリングすることは極めて困難です。しかも、WEBサイト運営者が調査結果を公開しようにも、投資家限定情報なので公開することはできません。

匿名化解除後に投資家がとれる選択肢

匿名化解除により投資家がとれる選択肢は増えました。
いくつかの選択肢を解説します。

(1) 今まで通りSBISLを信じる

匿名化解除前と同じようにSBISLを信じて投資をします。これが最も現実的で簡単な選択肢です。一定確率のデフォルトを受け入れつつ、全体でのプラスを期待します。匿名化解除前に比べると分散投資がしやすくなっています。

(2) 自分でしっかり調査する

時間をかけて丁寧に調査を行えばリスクを減らすことができるかもしれません。大きな資金を投資していて、なおかつ調査能力が高い人に向いています。投資家として理想的な姿勢です。ただし、かけた時間がリターンに繋がるとは限りません。

(3) 調査グループを作る

仲間を集めてクローズドな調査グループを作ります。LINEグループでもサロンでも構いません。優秀な調査員に対して何らかの金銭的インセンティブが生じるように設計しないと続かないと思います。

評価A+SBIソーシャルレンディングの公式ホームページ

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カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴17年。ソーシャルレンディングへの投資額はトップクラスの個人投資家。「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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