抽選方式は、応募した人の中から事業者が抽選で投資できる人を決める方式です。多くの人に平等な機会を提供できる点が特徴です。
対して多くのソーシャルレンディング事業者は先着方式を採用しています。先着方式はその名の通り「早い者勝ち」の方式で、秒単位で投資枠が争われます。ソーシャルレンディング投資家の間では「クリック合戦」と呼ばれています。
・必ず先着方式での募集も併用される
・募集額の大きいファンドのみ抽選方式を採用
・抽選方式は1ファンドにつき1人100万円が上限(先着方式は上限なし)
・決められた時間にスタンバイしていなくて良い
・パソコンやスマホの素早い操作が苦手でも投資できる可能性がある
・Fundsの募集ファンドが増える(かも)
一見すると平等な機会の提供を目的としているようですが、本質としては「より多くの人がFundsの案件に興味を示すこと」が重要なのだと思います。それにより借手の宣伝効果が高まれば、Fundsの募集ファンドが増えることになります。
・先着方式の募集額が小さくなってしまう
・投資の可否が運頼みになってしまう
デメリットは少ないように感じます。借手(企業)、貸手(投資家)、Fundsの三者が得をする素晴らしい解決策です。ただし、「募集開始 → 抽選 → 運用開始」の期間は出来るだけ短くしてほしいと思います。
良い解決策だと思いますが、募集ファンドが増えなければ根本的な投資家メリットにはなりません。抽選式になるということは、より多くの投資家に時間を使わせるということです。Fundsの募集ファンドが増えることを願っています。
私も抽選方式のファンドには積極的に参加していきます。
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