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おすすめソーシャルレンディング事業者のランキング [2019年11月版]

投稿日:2019年11月1日 | 執筆:カナメ先生
(本記事はアフィリエイトURLを含みます)
2019年11月の「おすすめソーシャルレンディング事業者ランキング」を発表します。投資家から注目を集めている事業者のタイムリーな情報です。

個々の事業者のついては、ソーシャルレンディングに約5,800万円を投資するカナメ先生が特徴や注意点を解説しています。過去のランキングはこちらを見てください。

おすすめソーシャルレンディング事業者ランキング

※集計期間:2019年10月1日~2019年10月31日
※有効データ数:2,576件

順位事業者名ポイント利回り目安
1位 SBIソーシャルレンディングのアイコン SBIソーシャルレンディング 329pt 6.0~8.0%
2位 クラウドクレジットのアイコン クラウドクレジット 285pt 6.0~13.0%
3位 クラウドバンクのアイコン クラウドバンク 277pt 5.0~7.0%
4位 ジョイントアルファのアイコン ジョイントアルファ 275pt 3.5~5.0%
5位 SAMURAI(サムライ)のアイコン SAMURAI(サムライ) 254pt 4.0~9.0%
6位 Funds(ファンズ)のアイコン Funds(ファンズ) 213pt 1.5~5.0%
7位 ネクストシフトファンドのアイコン ネクストシフトファンド 189pt 4.6~7.2%
8位 FANTAS(ファンタス)のアイコン FANTAS(ファンタス) 185pt 4.0~8.0%
9位 オーナーズブックのアイコン オーナーズブック 182pt 3.7~5.0%
10位 ポケットファンディングのアイコン ポケットファンディング 141pt 4.7~7.0%
11位 CREAL(クリアル)のアイコン CREAL(クリアル) 95pt 3.0~4.5%
12位 LENDEX(レンデックス)のアイコン LENDEX(レンデックス) 86pt 7.0~12.0%

大規模延滞などのトラブルを起こしている事業者(maneo、トラストレンディングなど)や、案件募集の少ない事業者(Renosy)は省いてあります。

1位
SBIソーシャルレンディングのアイコン
SBIソーシャルレンディング

ソーシャルレンディング業界のリーディングカンパニー。私がもっとも多く投資している事業者です。人気ファンドのクリック合戦は避けられませんが、募集額が大きいので開始時間に準備が出来ていれば投資は難しくありません。

2019年5月からの匿名化解除により借手が把握できるようになりました。
投資先が偏らないように注意しましょう。

最大6社に分散できる&いつでも投資できることがメリットの「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド(常時募集型)」ですが、最近は人気が出すぎてロールオーバーが常に発生している状況です。

※ロールオーバー = 自動的に次回のファンド投資に繰り越されること

SBIソーシャルレンディング公式サイト

2位
クラウドクレジット(Crowdcredit)のアイコン
クラウドクレジット(Crowdcredit)

高利回りの海外案件を提供している貴重なソーシャルレンディング事業者です。上手くファンドを選べれば高利回りを実現できるため投資上級者に人気があります。

※クラウドクレジットはリスク分散のため「全張り」を推奨しています。

伊藤忠商事、第一生命、三菱UFJ、SBI、LINEなどの出資を受けている有望企業であり、2019年6月に初の単月黒字を発表したことで安心感がグッと高まりました。また、投資家からは業界No.1の透明性(情報公開力)だと評価されています。

長いこと海外案件という敷居の高さゆえ上位に入れませんでしたが、最近は地道な努力が評価され一気に順位を上げてきました。

クラウドクレジット(Crowdcredit)公式サイト

3位
クラウドバンク(Crowd Bank)のアイコン
クラウドバンク(Crowd Bank)

ファンド募集が多いので「クリック合戦に不慣れなライトユーザー」からの人気を集めています。募集ファンドの大半を占める太陽光発電ファンド以外のファンドを増やすことが今後の注目点になります。

アプリのリリース&成海璃子さん主演のテレビCM開始など、今もっともイキオイのあるソーシャルレンディング事業者であるのと同時に、黎明期からSBIソーシャルレンディングと共にソーシャルレンディング業界を牽引してきた老舗でもあります。

ソーシャルレンディング業界を支える主要事業者の1つですが、事業者リスクとファンドリスクを考えるとクラウドバンクに全資金を集中させることはリスクが高いと思います。必ず他事業者と併用してください。

クラウドバンク(Crowd Bank)公式サイト

4位
オーナーズブック(OwnersBook)のアイコン
ジョイントアルファ(Jointo α)NEW!

東証一部上場企業で売上996.7億円、利益33.9億円、自己資本224億円という素晴らしい業績を誇る穴吹興産が運営するソーシャルレンディング事業者です。創業50年を超える社歴も重要なポイントです。

利回りは低め(3.4~5.0%)ですが圧倒的な事業者信頼度とファンドの安全性を高める劣後出資比率(30%)により注目を集めています。

今回は初登場なので順位が高めになっていますが、ファンド数次第では十分に上位をキープできる実力を持つ有望なソーシャルレンディング事業者です。

ジョイントアルファ(Jointo α)公式サイト

5位
SAMURAI(サムライ)のアイコン
SAMURAI(サムライ)

人気の無い事業者でしたが「日本保証付きの4.0%ファンド、Jトラストの連帯保証付きの5.0%ファンド、十分な不動産担保付きの8.0%ファンド」といった魅力的なファンドを連発したため、一気に順位を上げてきました。

2019年6月の社長交代が大きく影響していると思われます。

過信は出来ませんが、大きな新興金融グループであるJトラストグループの一員であることも信頼性を確保する一因になっています。

SAMURAI(サムライ)公式サイト

6位
Funds(ファンズ)のアイコン
Funds(ファンズ)

純粋な投資商品と言うより「上場企業の宣伝目的」といった色合いの強いサービスです。投資家にとっては上場企業への融資なのでリスクが低く、企業にとっては有望な投資家に自社サービスを知ってもらえるというメリットがあります。

最近は2.0~3.0%程度の利回りの低いファンドが多く既存ソーシャルレンディング投資家からの評価を落としています。

融資先は手堅い上場企業が多いため、保守的な資産運用を望んでいる方には悪くないサービスだと思います。

Funds(ファンズ)公式サイト

7位
ネクストシフトファンド(NEXT SHIFT FUND)のアイコン
ネクストシフトファンド(NEXT SHIFT FUND)NEW!

鳥取銀行や山陰放送が株主となっている信頼性の高い事業者です。
会社は鳥取県八頭郡八頭町にあります。

投資方針を「金銭的リターンと社会貢献を両立させること(社会的インパクト投資)」に定めており、海外のマイクロファイナンス機関に融資することで、貧しい人々の経済活動や将来をサポートします。

現時点ではファンド数が少なく魅力的ソーシャルレンディング事業者とは言えませんが、クラウドクレジットと組み合わせることで海外案件の分散性を高めるといった使い方が出来ます。

ネクストシフトファンド(NEXT SHIFT FUND)公式サイト

8位
FANTAS(ファンタス)のアイコン
FANTAS(ファンタス)

2018年10月開始の新しいサービスながら、安定したファンド募集、高利回りファンド、投資物件が明確な不動産クラウドファンディングのスキームなどを武器に上位をキープしています。責任者の永井さんによる情報公開に積極的な点も好印象。

初の再生断念となった「空き家再生ファンド 第6号」が無事に元本回収したことで信頼性が高まりました。

ただし、ここ数ヶ月は利回りが4.0~5.0%に下がっており、FANTAS(ファンタス)で投資するメリットが減りつつあります。

FANTAS(ファンタス)公式サイト

9位
オーナーズブック(OwnersBook)のアイコン
オーナーズブック(OwnersBook)

手堅い不動産担保付きファンドと運営元(上場企業)&経営者の信頼性で人気を集めるソーシャルレンディング事業者です。当サイト公開当初から「初心者から上級者までオススメできる事業者」として紹介してきました。

最近は「デポジット口座の利便性の悪さ(出金手数料あり)」が大きなネックとなり人気を落としています。

10月7日には米国非上場eREITに投資できる新ファンドを開始しました。

オーナーズブック(OwnersBook)公式サイト

10位
ポケットファンディング(Pocket Funding)のアイコン
ポケットファンディング(Pocket Funding)

地道に実績を積み上げている小規模なソーシャルレンディング事業者です。インバウンド需要で成長を続けている「沖縄」の企業に融資することができます。

2019年3月に上場企業ジェイホールディングスと資本・業務提携したことにより、東京不動産ファンドの募集も開始しました。

ポケットファンディング(Pocket Funding)公式サイト

11位
CREAL(クリアル)のアイコン
CREAL(クリアル)

利回り、安全性、投資しやすさのバランスが良い大型ファンドが特徴の人気事業者です。積極的にキャンペーンを行っているので、投資検討中の方はチャンスを逃さないようにしましょう。

8月9日以降は大型ファンドの募集が無いので、一時的に人気を落としています。
10月30日に「次回の大型ファンド予定は11月下旬」という発表がありました。
同時期にCREAL1周年記念キャンペーンも開催予定とのことです。

CREAL(クリアル)公式サイト

10位
LENDEX(レンデックス)のアイコン
LENDEX(レンデックス)

東急リバブルの査定を利用した不動産担保ファンドで根強い人気を集めている小規模なソーシャルレンディング事業者です。

2019年7月に深沢克己氏が新社長就任してから、Youtube動画による方針発表、事務所移転&人員増強、LENDEX初となるセミナー開催、超高利回り×短期ファンドの募集など積極的な動きが見られます。

最近は8.0~12.5%の高利回りファンドを募集しており、危険な魅力を出しています。さすがに不安を感じるので、投資するにしても少額に留めてください。

LENDEX(レンデックス)公式サイト

おすすめソーシャルレンディング事業者ランキングの注意点

ランキングは当サイト内におけるユーザーの行動(月間PV約320,000)を元に作成しています。新しい事業者や大きなニュースのあった事業者は一時的に順位が高くなる傾向にあります。

私個人の事業者評価は「格付け比較ランキング」を参考にしてください。初心者が損を出さないことを優先しているため、利回りやファンド本数よりも、安全性を重視しています。

ソーシャルレンディング投資の基本

(1) 信頼できる事業者を選ぶこと
(2) 十分に分散投資を行うこと

ソーシャルレンディング投資を成功させるにはこの2点が重要です。特に事業者選びは投資成功のカギになります。ファンドに関しては自分の判断を過信せず、淡々と複数ファンドに分散していくことをおすすめします。

ファンドだけでなく事業者もいくつかの事業者に分散したほうがリスクが小さくなります。多すぎても大変なので目安は3~5事業者です。

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴23年。ソーシャルレンディング歴8年。運用資産4億円以上。
IT会社経営、薬局経営、新築アパート投資、株式投資、REIT投資、クラファン投資などの幅広い経験が武器であり、「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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