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ソーシャルレンディングのファンド手数料は低いほうが良いのか?

投稿日:2018年11月24日 | 執筆:カナメ先生
重要度 ★★★★
ここがポイント!
  • ファンド手数料は低いほうが望ましい。
  • 案件ごとのリスクは利回りではなく貸付先への融資金利を目安にすること。
  • SBISLやクラウドバンクはファンド手数料が低い。
  • 海外案件を扱うクラウドクレジットの手数料はやや高いが仕方ない。
  • maneoはファンド手数料の幅が大きく、出来るだけ表示を隠している。

ファンド手数料とは?

ファンドを購入するたびに発生する手数料です。
「投資家利回り+ファンド手数料=実際の融資金利」となります。

各ソーシャルレンディング事象者のファンド手数料

会社名 平均
手数料
平均
利回り
平均
運用期間
1案件
募集額
SBIソーシャルレンディングのロゴ
1.18% 6.92% 16.7ヶ月 8.66億
クラウドバンクのロゴ
1.50% 6.69% 9.7ヶ月 0.20億
LCレンディングのロゴ
1.78% 6.24% 9.8ヶ月 0.28億
maneoのロゴ
1.97% 6.63% 11.4ヶ月 0.24億
オーナーズブックのロゴ
2.00% 4.67% 22.4ヶ月 1.09億
LENDEXのロゴ
2.00% 8.11% 8.8ヶ月 0.43億
クラウドリースのロゴ
2.00% 10.87% 7.2ヶ月 0.06億
クラウドクレジットのロゴ
2.27% 8.07% 19.3ヶ月 0.21億
トラストレンディングのロゴ
2.33% 10.79% 16.7ヶ月 0.45億

※データは当サイトが独自に収集&集計したものです。

おおむね2.0%前後です。圧倒的に低いSBISL、他より0.5%低いクラウドバンク、海外案件なので高くなりがちなクラウドクレジット、理由は分からないが高いトラストレンディングが目立ちます。

基本的には低いほうが良い

借手利回り手数料融資金利
A社6.0%1.0%7.0%
B社6.0%2.0%8.0%
C社6.0%3.0%9.0%

上の3ファンドを比べたとき、7.0%で借りられるA社のリスクが最も低いことになります。多くのビジネスローンでは6.0%~15.0%あたりで融資を行っているため、融資金利6.0%であれば「ビジネスローンの中では最も低リスク水準」ということになります。

このようにソーシャルレンディングにおけるリスクの大小を判断する際には、投資家利回りではなく融資金利をチェックする癖をつけましょう。
以下の表は融資金利に対するリスクの目安です。

融資金利リスク
6.0%~7.9%
8.0%~9.9%
10.0%~11.9%
12.0%~15.0%特大

高いほうが良いケースはあるのか?

ファンド手数料はソーシャルレンディング事業者が運営していくための原資となります。その内訳の大部分はスタッフの給与です。給与が高いほど、優秀な人間が集まります。結果として「有利な融資案件の獲得」「リスクの低い融資案件の獲得」がしやすくなります。

ただし、これはあくまで理屈の上の話でしかありません。
実際に「手数料が高い=優秀なスタッフがいる」という図式は成り立ちません。
ファンド手数料には様々な要素が影響してくるためです。

例外として、海外の高利回り投資案件を提供しているクラウドクレジットは、手数料(給与や経費)が高くても納得がいくケースです。

ファンド手数料を低くできる要素

1ファンド規模が大きい。規模が大きいほど同じ手間でも大きな収益になる。
2信頼性・ブランド力が高い。投資家や融資先の獲得にかかるお金が少なくて済む。
3 経営能力が高い。コストを抑えた経営により手数料を下げることができる。
3 長期的戦略。短期的な収益よりも長期的なシェア拡大を重視している場合。

これらの要素の合計値が大きいほど手数料が低くなる傾向にあります。

maneoファミリーのファンド手数料に注意する

ほとんどソーシャルレンディング事業者はどのファンドでも手数料が一定、もしくは大差がありません。しかし、maneoファミリー(maneo含む)の手数料は2%のときもあれば、6%を超えることもあります。

しかも、その手数料は募集時のPDFでしか確認することが出来ません。

投資家にとって非常に重要な情報なので、

・募集時はPDFではなく募集ページ内で確認できるようにする
・募集完了後でも確認できるようにする
・理想を言えばSBISLのように一覧で確認できるようにする
といった対応が望まれます。
カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴17年。ソーシャルレンディングへの投資額はトップクラスの個人投資家。「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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