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危険回避!ソーシャルレンディングでは定期的に自分の投資を疑いましょう

投稿日:2020年10月20日 | 執筆:カナメ先生
定期チェック

ソーシャルレンディング業界は2016年~2018年頃に問題のある事業者が大量に露呈し、その後は比較的穏やかな時期が続いています。

私も毎年200~300万円程度の利益を得ることが出来ているのですが、美味しい状況だからこそ定期的に気を引き締めなければなりません。

運転、仕事、人間関係、投資、何であっても「慣れた頃が一番危ない」のです。

最大手でもトラブルを起こしてしまう現実

今でこそSBIソーシャルレンディングやクラウドバンクがトップに君臨していますが、2007年から2018年の11年間はmaneo(マネオ)が国内最大のソーシャルレンディング事業者でした。

・国内最大手&業歴最長
・経営者が慶應卒&書籍出版
・GMOフィナンシャルホールディングスとの資本業務提携

当時はこのような要素を背景に多くの投資家が信頼して投資していました。
私も控えめですが投資をしていました。

しかし、現在では単体で約120億円、プラットフォーム全体で352億円の延滞(未返済)を抱える悲惨な状況に陥っています。

問題発覚までには長いタイムラグがある

事業者サービス開始問題発覚被害額詳細
みんなのクレジット2016年4月2017年7月約31億円記事
ラッキーバンク2014年12月2018年5月約33億円記事
グリーンインフラレンディング2016年9月2018年6月約127億円記事
トラストレンディング2015年11月2018年12月約52億円記事
クラウドリース2016年2月2019年1月約55億円記事

上記の事業者は利回り10%を超えるファンドを募集しており、今考えれば当初から「危ない」のは明らかだったのですが、多くの投資家が投資をしてしまい、トラブル発覚までに数年の歳月を要しています。

○○だから安心は無い

・代表の理念に共感できるから安心
・代表に会ったことがあるから安心
・実績(運用額、運用歴)があるから安心
・上場企業(グループ企業含む)だから安心
・ファンドの利回りが低いから安心
・ファンドの運用期間が短いから安心

単一要素で信頼性を測れるほど現実は甘くありません。
要素の「重要性」や「関連性」などを考慮して複合的に判断を下す必要があります。

結局のところどのように投資をすればよいのか?

・事業者もファンドも適切に分散する
・様々な要素を複合的に判断する
・掲示板等に現れるネガティブな意見を見逃さない
・自信があっても定期的に自分の投資方針や能力を疑う

このような注意点がありますが現実的には難しいところです。

簡単な方法としては「おすすめ比較ランキング」の上位の事業者を選び、適切に分散投資をしてもらいたいと考えていますが、「WEBサイト運営者を信じることは様々な方針の中でも最も好ましくないこと」なので悩ましいところです。

長期的な信頼を得られるように頑張ってサイト運営を続けます。

カナメ先生の感想

私自身は、投資歴19年、会社経営歴14年、当サイトで600以上の記事を書いた経験から平均よりは精度の高い判断ができる自信はあります。

それであっても事業者の信頼性を読み切れることはありません。

投資において大切なことは「最悪の事態が起きても耐えきれること」です。

投資は長期的に取り組むものです。ありえないレベルのこと(同時多発テロ、大地震、新型コロナ、maneoの大規模延滞など)は普通に何度も起こります。

慎重かつ謙虚な投資スタイルを心掛けてください。

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴17年。ソーシャルレンディングへの投資額はトップクラスの個人投資家。「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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一言掲示板 : 情報交換、改善希望、質問など
[6207] カナメ先生(2020-10-29 12:55:06)
> 6090さん

あの当時は全ての事業者の信頼性が今よりも低く、SBIソーシャルレンディングに全集中するのも怖かったので、分散と情報収集を狙ってmaneoにも投資してしまいました。

何にせよ自分が間違えることを前提に行動したいところですね。

[6090] no name(2020-10-28 01:00:42)
>5947
お答え、ありがとうございます。
カナメ先生でもmaneoなら大きい問題は起きにくいと考えていたんですね。
これを参考に気を引き締めて、何事に対してもまずは疑ってかかりたいと思います。
↑ちょっと問題ありですね。笑
[5947] カナメ先生(2020-10-26 10:23:13)
> 5935さん

SBISLとオーナーズブックは上場企業(またはグループ企業)なので安全性は一段上というイメージでした。

maneo、クラバンに関しては差を断定するのは難しい状況でした。
実際にクラバンよりmaneoに多く投資していました。
ただし、maneoプラットフォーム利用サービス(グリフラやクラリ)は非常にリスクが高いと考えており、投資していませんでした。

クラクレに関しては経営陣の経歴から事業者としての信頼性は高かったのですが、ファンドや為替のリスクを懸念していました。

[5935] no name(2020-10-26 01:54:07)
SLは事業者選びが最重要だと思います。
私は先生のサイトを参考にさせて頂いており、正解にとても近くて大感謝です。
そこでご質問ですが、SBISLは別格としても、マネオが良かった時はオナブ・クラバン・クラクレと安心は同じレベルだと感じていましたか?
それを聞いて、その先の判断は自分だと思うのでお聞きしたいです。
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