国内2位の規模を誇る証券会社「大和証券」のグループ会社がソーシャルレンディングを開始しました。
サービス名がFunvest(ファンベスト)で、運営会社がFintertech(フィンターテック)です。どちらがサービス名だか間違えてしまいそうです。
| 名称 | Funvest(ファンベスト) |
|---|---|
| 運営 | Fintertech株式会社 |
| 設立 | 2018年4月(サービス開始は2021年11月) |
| 住所 | 東京都千代田区一番町5番地アトラスビル 6F |
| 株主 |
株式会社大和証券グループ本社 80% 株式会社クレディセゾン 20% |
| 役員 |
[代表取締役] 武田 誠 |
| 口座種類 | 都度入金 |
| 特徴 | 大和証券グループとクレディセゾングループのグループ力を活かし、 「ここでしか出会えない投資機会」を提供。 |
Fintertech株式会社の単体業績では、純損失3.68億円(純資産は4.36億円)の赤字となっていますが、先行投資時期であり、株主がしっかりしているので、信頼性の面では問題ありません。
| ファンド名 | モンゴル支援サステナブルファンド1号(為替ヘッジあり) |
|---|---|
| 利回り | 3.0% |
| 運用期間 | 12ヶ月 |
| 募集金額 | 2,000万円 |
| 投資額 | 1人あたり10万円~50万円 |
| 募集開始 | 2021年12月8日(水)11:00 |
| 担保 | 無し |
| 種別 | リコースローン |
| 借手 | モンゴル貿易開発銀行(TDB) |
| 資金使途 | 社会の長期的な持続可能性を重視した開発を支援する事業 |
① 出資額が10万円以上20万円未満の場合 → 2000円分
② 出資額が20万円以上の場合 → 5000円分
①の場合は最大2.0%、②の場合は最大2.5%のカナリお得なキャンペーンです。
| 事業者 / 利回り | 長所 / 短所 |
|---|---|
| CRE Funding 2.5% | 東証一部上場企業「CRE」の保証付きファンド。 |
| 他と比べると利回りが低い。 | |
| Rimple 3.0% | 東証一部上場企業が運営。劣後出資比率は30%。 |
| 抽選式で投資しづらい。利回りが低下傾向。 | |
| ファンベスト 3.0% | 大和証券グループが運営。貸付先の信頼性が高い。 |
| 新興国(モンゴル)の企業へ融資。担保なし。 | |
| 六甲アイランドDC 3.2% | 日本マクドナルドと定借契約を結ぶ物流センターに投資。 |
| 劣後出資なし。 | |
| プロパティプラス 3.5% | 飯田グループ企業が運営。自社物件。投資しやすい。 |
| 劣後出資比率が低い(4%程度)。 | |
| ビットリアルティ 3.5% | 運営の信頼性はトップクラス。投資しやすい。 |
| メザニンローン。 |
どのサービスも運営に上場企業が関係しています。
一長一短なので、どれを選ぶかは好み次第です。
・大和証券&クレディセゾンの信頼性
・貸付先の信頼性も高い(モンゴルの3大商業銀行の1つ)
・リコースローン(不動産のような値下がりリスクが無い)
・為替ヘッジ付きのファンド
これらを考慮すると総合的に考えて良いサービスだと思います。
しかし、私自身は新興国投資に対する知識と経験が少ないため、把握しきれていないリスク(カントリーリスクなど)に対する不安があります。
・今後は新興国投資が熱いと考えている人
・新興国投資の勉強をしたい人
・すでに新興国投資に対する知識が豊富な人
・序盤のキャンペーン狙いの人
・大和証券グループのサービスが好きな人
こういった人にはおすすめのサービスです。

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