Fundsから新ファンドが登場しました。募集開始は「5月9日 18:00」です。
募集開始 | 5月9日(木) 18:00 |
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利回り | 4.5% |
運用期間 | 12ヶ月 |
募集額 | 3,000万円 |
担保 | 担保なし・保証なし |
組成企業 | イントランスファンディング社 |
借り手 | イントランス社(マザーズ上場) |
募集額(3,000万円)は「鈴 花屋町」(りん はなやちょう)という名称で4月26日にオープン予定の宿泊施設プロジェクトに使われます。ただし、当プロジェクトの成否に関係なく、イントランス社には返済義務があります。
設立 | 1998年5月1日 |
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上場 | マザーズ(2006年12月) |
事業 |
中古不動産に付加価値化して売却する事業が主力 建物管理やハーブガーデンの運営も行う |
代表 | 濱谷 雄二 |
従業員 | 連結29人(単独16人) |
売上 | 前期:26.2億円 / 2期前:27.4億円 / 3期前:23.2億円 |
利益 | 前期:-0.74億円 / 2期前:2.84億円 / 3期前:2.02億円 四季報予想では2019年3月期は黒字回復 |
自己資本 | 31.3億円(自己資本比率55.6%) |
監査法人 | 三優監査法人(世界5位のBDO Internationalと提携) |
前期は赤字ですが、当期と来期は黒字が予想されています。また、自己資本比率55.6%&自己資本31.3億円は安心感を与えてくれる数値です。筆頭株主は実質49%を保有する麻生正紀氏です。経営者とオーナー(筆頭株主)が分離している点も安全性にはプラス要素です。
1961年 | 東京都目黒区に誕生 |
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1982年 | 東京デザイン専門学校卒 → 小林建築設計事務所入社 |
1984年 | 父親の会社の借金を返済するために兄と2人で佐川急便で働く |
1985年 | 株式会社アソーを設立 |
2000年 | 上毛撚糸株式会社の顧問就任 |
2001年 | 上毛撚糸株式会社の代表取締役社長就任 |
2004年 | 株式会社ASOの代表取締役就任 |
2004年 | 株式会社イントランスの顧問就任 |
2004年 | 株式会社イントランスの代表取締役就任 |
2018年 | 株式会社イントランスの代表取締役を辞任 |
23歳の頃に父の作った借金を返済。24歳で起業。その後、上場企業2社(上毛撚糸・イントランス)を再生させた経歴を持ちます。その活躍は「常識を疑いなさい」「麻生正紀の誰も知らない上毛革命」などに書かれています。すごい人です。
イントランスの代表交代の理由は「体調不良により治療に専念するため」です。後任の濱谷雄二氏は2005年に同社に入社し、財務、経理、総務部門を歴任した人物です。
イントランスの時価総額は49.3億円です。この企業が倒産するということは、麻生正紀氏が24.1億円の資産を失うということになります。
1年でそのような事態に陥る可能性は極めて低いと思われます。
財務状況の良い上場企業に「利回り4.5%×1年間」の条件で融資を行えるのは非常に魅力的な提案です。リスクを含めた期待り利回りで考えるとトップクラスの好条件だと思います。
ただ、デュアルタップや明豊エンタープライズのように「自社投資商品の宣伝が本当の目的」というわけではないのでイントランスの意図が見えてきません。
評価 | A | Funds(ファンズ)の公式ホームページ |
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