アサックス | 6.2% | 貸付金利(7.2%)+手数料(1.1%)-営業コスト(2.1%) |
---|---|---|
SBISL | 6.5% | SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus |
SBISLには自分(投資家)の人件費は含まれていません。
アサックス | 約0.1% | 2015年~2017年の貸倒引当率より |
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SBISL | 約0.7% | アバウトな計算 |
SBISLは2016年1月~2018年11月までの平均融資残高を130億円として概算。
競売中物件は元本の50%で売却できるとする。
利息収益率と貸倒率だけだと「自分で選べるソーシャルレンディングで良いのでは?」と思いますが、ここからが本番です。アサックス株は非常に割安なのです。
株価 | 589円 |
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時価総額 | 194.26億円 |
PER | 7.83倍 |
PBR | 0.57倍 |
配当利回り | 2.55% |
株式投資をしていないと見慣れない用語が出てきましたが、これがどういうことかと言いますと、投資家が100万円投資した場合、以下のような状況になります。100万円と投資するということはアサックスの0.005%を所有するということなのです。
投資額 | 100.00万円 | - |
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総資産 | 372.45万円 | 98%が貸付金と現金が占める。 |
自己資本 | 169.35万円 | 投資した瞬間から自己資本が約1.7倍になる。 |
負債 | 203.10万円 | 平均調達金利は1.03%の低金利。 |
営業利益 | 21.95万円 | 1年間の営業利益。ここから法人税等(約35%)が引かれる。 |
純利益 | 14.15万円 | 1年間の純利益。2割弱が配当され、残りは内部留保。 |
(1) 不動産担保ローンビジネスに投資できる。
(2) 投資した瞬間から自己資本が約1.7倍になる。
(3) 約2.2倍のレバレッジが調達金利1.03%でかけられる。
(4) 1年で21.95%の税引前利益を得られる。
(5) ソーシャルレンディングと違って何もしなくても良い。
(6) 社長と投資家の利害関係が一致している。
(1) 実質価値と関係なく株価は大きく上下する。
(2) 不動産担保ローンビジネスに将来性があるのか分からない。
(3) 自分で経営をコントロールすることができない。
今回はソーシャルレンディングから脇道(株式投資)に逸れてしまいました。ごめんなさい。非常に魅力的な投資機会なので、思考整理のついでに記事にしました。
結論としては30万円だけ購入します。
非常に魅力的な投資先なのですが、やはり「内部の人の自由度が大きい株式投資は不安が付きまとう」という理由です。ビジネス的に似たような投資先と対比させることで、私がソーシャルレンディングを好む理由を再認識できました。
「ソーシャルレンディングにおける最大の魅力は利回りと経過が明確なこと」
もちろん信用できる事業者を相手にした場合です。
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