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ソーシャルレンディング裁判!トラストレンディングへの全額賠償の判決が確定

投稿日:2021年1月5日 | 執筆:カナメ先生
トラストレンディングに対して全額賠償の判決が確定

2020年12月9日に「トラストレンディングに本人訴訟で勝ちました」と連絡をいただいたMさんから「全額賠償の判決が確定しました」と連絡をいただきました。12月31日に連絡をいただいたにも関わらず掲載が遅くなってしまい申し訳ありません。

≪前回の記事≫
トラストレンディングに勝訴!弁護士を立てない本人訴訟で全額賠償を勝ち取る

Mさんからの寄稿

出資金が返金されないトラブルが多発している金融商品「ソーシャルレンディング」の元事業者、エーアイトラスト株式会社(現AI株式会社・松本卓也社長)を相手取り、都内勤務の男性会社員が起こした民事訴訟は、2020年12月31日時点でエーアイ社からの控訴はなく、一審東京地裁が下した全額賠償の判決が確定した。

一連のソシャレン訴訟で判決が確定したケースは初めてとみられる。

集団訴訟では「みんなのクレジット」が2020年6月30日、投資家22人に約9,300万円の全額返還を命じられ、弁護士を立てない本人訴訟では11月24日に男性会社員が勝訴するなど、今年になって事業者責任を問う判決が続いている。

男性会社員は12月11日、エーアイ社および被告側代理人に電話で問い合わせ控訴しない意向を確認、東京地裁でも控訴記録は確認できなかったため、12月24日に強制執行へ向け財産開示手続きを申し立てた。

男性会社員は

「エーアイ社は電話で『出資者に平等に返済する義務があるので返金できない』など答えていたが、それならなぜ裁判で被害全額返済の和解案を提示してきたのか。平等に返済するなど追加主張があるなら、なぜ控訴しなかったのか。理解不能だが、財産開示手続きには代理人の出頭が認められない場面もあるらしいので、上手く活用し回収手続きを終え、 平穏な生活を取り戻したい」
と述べている。

裁判の対象となった高速道路建設ファンドのスキーム図

トラストレンディング・高速道路ファンドのスキーム図

2019年3月8日の関東財務局による行政処分では「高速道路ファンドにおいて大手ゼネコンJVから発注を受けていない」と発表されています。

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴23年。ソーシャルレンディング歴8年。運用資産4億円以上。
IT会社経営、薬局経営、新築アパート投資、株式投資、REIT投資、クラファン投資などの幅広い経験が武器であり、「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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