| 項目 | 2018年1月期 | 2019年1月期 |
|---|---|---|
| 売上 | 3.82億円 | 5.30億円 |
| 営業利益 | -1.82億円 | -2.45億円 |
| 純利益 | -1.24億円 | -5.74億円 |
| 自己資本 | 14.10億円 | 22.05億円 |
大赤字にも関わらず自己資本が8億円ほど増えています。
これは新株発行による増資が15億円ほどあるためです。
| カテゴリ | 細分類 | 説明 |
|---|---|---|
| 投資銀行事業 | 投資銀行 | 新株式及び新株予約権の引受 |
| 投資銀行事業 | クラウドファンディング | SAMURAIの運営(2017年11月~) |
| 投資銀行事業 | ノンバンク・不動産 | 貸金業(2018年3月~)、賃貸不動産 |
| ITサービス事業 | ITサービス | Fast Connectorシリーズ、FC Replicator |
| セグメント | 売上 | 損益 |
|---|---|---|
| 投資銀行事業 | 3.13億円 | -0.32億円 |
| ITサービス事業 | 2.16億円 | 0.34億円 |
| 全社費用 | - | -2.48億円 |
各セグメントで全く利益が上がっていないうえに全社費用が2.48億円もかかっている厳しい状況です。
| 資産合計 | 27.04億円 | - |
|---|---|---|
| 固定資産 | 6.75億円 | 25.0% |
| 現金 | 7.72億円 | 28.6% |
| 営業貸付金 | 8.63億円 | 31.9% |
| 営業投資有価証券 | 2.87億円 | 10.6% |
主に営業貸付金と営業投資有価証券に使っています。
SAMURAI&J PARTNERSの監査にはRSM清和監査法人が入っています。LENDEX元代表の筧悦生さんが創業した監査法人で、2014年には行政処分を受けています。
上場企業とは名ばかりで、収益の柱となるビジネスが無く、増資でしのいでいるだけの企業です。自己資本比率81.5%は好ましい数値で、今後の赤字縮小が望まれます。また、Jトラストの藤澤信義氏が筆頭株主である点をプラス材料と捉えるのか難しいところです。
少なくとも現段階では「上場企業だから安心」と考えるべきではありません。
※関連ワード : 藤澤信義、Jトラスト、KeyHolder、新都ホールディングス、NLHD
| 評価 | B | Alterna Bank(オルタナバンク)の公式ホームページ |
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SAMURAI証券の方も相変わらずマイペースというか真剣さを感じないんですよね。
もっと案件増やして頑張ってもらいたいものです