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TRIAD社の2022年2月期決算!COZUCHIのファンド運営会社の安全性を探る

初回:2022年6月16日 | 更新:2022年6月17日 | 執筆:カナメ先生
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TRIAD社

COZUCHIのファンドを運営しているTRIAD社の決算情報を分析します。
公式サイトで過去5年間分の決算情報を公開しています。

貸借対照表の推移(4年間分)

項目2019年
2月期
2020年
2月期
2021年
2月期
2022年
2月期
流動負債COZUCHI出資預り金19.09億円15.35億円7.43億円37.42億円
流動負債その他流動負債23.62億円
固定負債出資受入金24.76億円46.40億円58.55億円38.45億円
固定負債COZUCHI出資預り金-0.68億円1.05億円3.43億円
固定負債その他固定負債11.15億円19.60億円26.21億円25.93億円
株主資本資本金1.00億円1.00億円1.00億円1.00億円
株主資本利益剰余金3.51億円4.25億円4.78億円5.97億円

出資受入金(社債)からCOZUCHI出資にシフトしている様子が伺えます。

毎年黒字を計上しており株主資本は6.97億円まで増えています。

自己資本比率は5.13%と低めですが、ビジネスモデル的にある程度は仕方のないところです。現時点では々木公園ファンド(36億円)、虎ノ門ファンド(15億円)の募集でさらに低くなっています。

損益計算書の推移(4年間分)

項目2019年
2月期
2020年
2月期
2021年
2月期
2022年
2月期
売上高56.27億円41.65億円38.54億円52.53億円
売上原価46.73億円32.89億円30.00億円39.37億円
売上総利益9.54億円8.76億円8.53億円13.15億円
営業費用7.42億円7.31億円5.76億円8.32億円
営業利益2.12億円1.45億円2.77億円4.83億円
営業外収益2.33億円1.97億円1.32億円1.82億円
営業外費用2.49億円2.32億円3.36億円4.99億円
経常利益1.97億円1.11億円0.74億円1.67億円
当期純利益1.63億円0.74億円0.54億円1.19億円

粗利益率は25.0%、営業利益率は9.2%です。
営業外費用(利息など)は4.98億円とかなりの大きさです。

営業外収益の詳細についてはTRIAD社に問い合わせてみたところ「M&A案件など含む子会社利益の配当金や、関連会社の事務所造作のリース料などが該当する」との回答をいただきました。

その他の情報

社名株式会社TRIAD(トライアド)
住所東京都港区南青山2丁目26-1
D-LIFEPLACE南青山 2階
代表取締役倉持 正之
設立2011年9月
株主構成役員 100%
従業員数31名
URLhttps://triad.company/

カナメ先生の見解

・安定した売上&利益
・それなりの株主資本(6.97億円)
・積極的な情報公開
・納得感のある従業員数(CREALは41名)

これらの面で安心感があります。

非上場企業ですがファンド条件(利回りなど)やシナリオの納得感を考慮すると、当面は積極的に投資していきたいと考えています。

もちろん、オーナーズブックやCREALなどの上場企業と比べるとリスクは高くなるので、無理のない投資を心掛けてください。

評価ACOZUCHI(こづち)の公式ホームページ

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴23年。ソーシャルレンディング歴8年。運用資産4億円以上。
IT会社経営、薬局経営、新築アパート投資、株式投資、REIT投資、クラファン投資などの幅広い経験が武器であり、「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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