結論から言ってしまえば「少し損」です。
しかし、気にする必要はありません。というか、気にしても仕方ありません。
予定されていた運用期間よりも前に元本返済が行われることです。
一部の場合もありますし、全額の場合もあります。
身近なものですと、住宅ローンの繰り上げ返済と同じイメージです。
1 | 早く返済して利子総額を減らしたい。 |
---|---|
2 | 計画していたプロジェクトが早期に完遂できた(不動産売却など)。 |
3 | 銀行などから金利の低い借り入れができた。 |
などの理由が考えられます。
ソーシャルレンディングでは実際の貸付期間前後に数日の手続き期間があります。そのため「表示されている利回り」より、「本当の利回り」が下がってしまうのです。
目安としては12ヶ月案件で-0.6%、4ヶ月案件で-1.5%程度です。
つまり、早期返還により運用期間が短くなるほど期間ロスが増えて、実際の利回りが下がってしまいます。
直接的なメリットではありませんが、早期返還は健全な融資が行われているシグナルです。ソーシャルレンディングのような高金利ローンですと、「少しでも早く返したい」と考えることが普通であり、「期間一杯まで、少しでも多く借りたい」と思うことは普通ではありません。
※あくまで一般的な感覚においての話です。
ただ、あまりにも早期返還が多いとそれはそれで困ってしまいます。早期返済確率のデータは取りづらいので、私の知る限りではどこにも掲載されていません。自分自身でいくつかの会社に分散投資して、把握するようにしましょう。
利回り10%以上が当然!ヤマワケエステートの高利回りに釣られてもいいのか? | ||
大人気「AGクラウドファンディング」の現況分析!利回り4~6%は美味しい | ||
2024年のソーシャルレンディング&不動産クラファン投資で気を付けること | ||
COMMOSUSの新規登録ユーザー必読!申込キャンセルの罠を回避する方法 | ||
ソーシャルレンディング融資先の決算書の読み方!4つのポイント+3つの注意点 | ||
全記事の一覧 |