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SBISL不動産担保ローン事業者ファンドが手数料値下げ&予定利回りアップ

投稿日:2019年2月1日 | 執筆:カナメ先生
(本記事はアフィリエイトURLを含みます)
ソーシャルレンディング業界では非常に珍しい「常時募集型」として人気のSBISL不動産担保ローン事業者ファンドの投資条件がアップしました。

手数料1.8% → 1.5%
予定利回り3.2~4.7% → 3.2~5.0%
運用期間14ヶ月
最低出資額10,000円
募集間隔毎月2回(前期・後期)
資金使途借手が行う不動産担保ローン事業における事業資金
担保 抵当権によって担保された貸付債権に質権設定
借手は担保不動産の評価額の70%を上限とした金額を融資
借手条件 (1) 資本金5千万円以上の企業
(2) 直近6年間の累積貸倒れ件数2件以内かつ、2千万円以内
(3) 利息制限法改正に伴う過払金の発生無し
(4) 貸金業の業歴8年以上

SBISL不動産担保ローン事業者ファンドのスキーム図

SBISL不動産担保ローン事業者ファンドの累計実績

累計貸付額18,129,570,000円
累計返済額14,912,970,000円
運用中元本3,216,600,000円
延滞元本0円
延滞率0%

累計貸付額181億円、返済額149億円の実績はすごいです。

過去10件のデータ

ファンド名 借手件数 貸付総額 平均貸付金利 手数料 利回り
2018年12月第2号2社119,000,000円5.13%1.80%3.33%
2018年12月第1号4社108,800,000円5.32%1.80%3.52%
2018年11月第2号2社126,210,000円6.31%1.80%4.51%
2018年11月第1号3社121,480,000円5.40%1.80%3.60%
2018年10月第2号3社183,200,000円5.37%1.80%3.57%
2018年10月第1号3社135,870,000円5.21%1.80%3.41%
2018年9月第2号2社78,000,000円5.08%1.80%3.28%
2018年9月第1号3社140,500,000円5.11%1.80%3.31%
2018年8月第2号3社205,980,000円6.19%1.80%4.39%
2018年8月第1号4社193,960,000円5.52%1.80%3.72%

過去10件の平均利回りが3.66%なので今回の手数料改定で約4.0%になります。

私の見解

SBISL不動産担保ローン事業者ファンド(Plusではない)はSBIソーシャルレンディングの柱と呼べるファンドです。利回りが控えめなので私は1度しか投資したことがありませんが、累計貸付額は181億円を超えています。

なんと言っても常時募集なので初心者に優しいファンドです。

今回の値下げはSBIグループの王道戦略である低コスト化の一環です。「コスト削減 → ユーザー還元 → 規模拡大」を繰り返していくので他社にとっては驚異でしかありません。

投資家にとっては非常にありがたい方針ですが、ポートフォリオがSBIソーシャルレンディングに偏ってしまう点が唯一の悩みです。

評価休止SBIソーシャルレンディングの公式ホームページ

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴23年。ソーシャルレンディング歴8年。運用資産4億円以上。
IT会社経営、薬局経営、新築アパート投資、株式投資、REIT投資、クラファン投資などの幅広い経験が武器であり、「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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