カナメ先生
大事な資産を年5~7%で安全に増やす技術を学ぶ場所
ソーシャルレンディング投資の学校
基本編(17)メリット(9)リスク(10)上級レッスン(32)BLOG(75)運用シミュレーター
会社格付ランキング各社徹底比較最新ファンド一覧経営者分析掲示板運営者紹介

キャッシュフローファイナンスで約2.4憶円の延滞・遅延!詳細情報と見解

投稿日:2018年10月5日 | 更新日:2018年10月6日 | 執筆者:カナメ先生
2018年10月4日にキャッシュフローファイナンス(Cash Flow Finance)から延滞・遅延のお知らせが入りました。掲示板に情報を投稿してくださった皆様、ありがとうございます。

キャッシュフローファイナンスの累計貸付金額は36.7憶円で、今回2.4億円(TN社・KB社)の延滞の割合は約6.5%です。案件のほとんどが「満期借換ファンド」であることを考えると、6.5%という数値より遥かに大きな影響のある出来事です。

TN社の延滞・未回収の情報(ECOファンド)

延滞総額199,999,814円
ファンド件数27本
ファンド名ECOファンド
利回り10%(案件1)
貸付先AH社(CFFの子会社・代表が同じ)
最終資金需要者TN社
状況 事業者AHは、最終資金需要者TN社所有の「廃棄物をナノカーボン化する装置」を2017年10月1日に買い取り、2018年9月30日に売り戻す契約を締結しました。

CFFでは、この契約に基づき、事業者AHが得られる代金を元本の返済原資として投資家の皆様から資金を募集し、事業者AHに貸付を行いました。

TN社の事業は継続しており、本装置を買い戻す意向もありますが、代金の資金調達を2018年9月30日までに行うことができず、返済遅延に至りました。

また、TN社の事業者AHへの返済遅延に伴い、事業者AHからCFFへの返済も遅延することとなりました。

回収プラン CFFでは、事業者AHに対して募集ページ記載の担保措置・保証措置・保全措置を実行することによる回収について検討いたしましたが、TN社は資金調達を引き続き進めており、事業者AHに対する代金支払いの可能性は高いと判断し、現時点ではこれらの措置を行わず、一旦、TN社からの返済を原資とする事業者AHによる自主回収を管理することといたしました。

ECOファンド一覧

ファンド名申込金額返済日延滞遅延
満期借換 ECOファンド(1号)5,050万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(2号)5,050万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(3号)5,050万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(4号)5,050万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(5号)5,050万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(6号)5,050万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(7号)5,050万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(8号)4,740万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(9号)7万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(10号)1,260万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(11号)5,440万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(12号)3,630万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(13号)1,005万円8月31日対象外
満期借換 ECOファンド(14号)1,005万円10月1日対象
満期借換 ECOファンド(15号)1,005万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(16号)1,005万円7月2日対象外
満期借換 ECOファンド(17号)1,005万円7月31日対象外
満期借換 ECOファンド(18号)1,005万円7月2日対象外
満期借換 ECOファンド(19号)1,005万円7月31日対象外
満期借換 ECOファンド(20号)1,005万円8月31日対象外
満期借換 ECOファンド(21号)1,005万円10月1日対象外
満期借換 ECOファンド(22号)1,005万円10月31日対象
満期借換 ECOファンド(23号)1,005万円7月31日対象外
満期借換 ECOファンド(24号)1,005万円7月31日対象外
満期借換 ECOファンド(25号)1,005万円8月31日対象外
満期借換 ECOファンド(26号)1,005万円10月1日対象
満期借換 ECOファンド(27号)1,005万円10月1日対象
ECOファンド(満期借換1号) 1,005万円10月1日対象
ECOファンド(満期借換2号) 1,005万円10月1日対象
ECOファンド(満期借換1号)1,005万円10月1日対象
ECOファンド(満期借換2号)1,005万円10月1日対象
ECOファンド(満期借換3号)1,005万円10月1日対象
ECOファンド(満期借換4号)1,005万円10月1日対象
ECOファンド(満期借換5号) 1,005万円10月31日対象
ECOファンド(満期借換6号) 1,005万円10月31日対象
ECOファンド(満期借換7号) 1,005万円10月31日対象

満期借換ファンドだらけですね。恐ろしい。

ECOファンドの担保状況について

(1) 廃棄物をナノカーボン化する装置
(2) TN社株式100%

株式は無価値です。装置の価値も期待できません。

AH社の返済義務についての違和感

キャッシュフローファイナンス ECOファンド スキーム図

上記がECOファンドのスキーム図です。投資家(匿名組合)が貸付しているのは、あくまでAH社です。ページ内にノンリコースローン(責任財産限定特約)という記述が無いので、「AH社には返す義務があるのでは?」と感じましたが、ローンファンド匿名組合契約約款のPDFには記載されているのでしょう。

ページ内に記載されていないのは極めて不親切です。

キャッシュフローファイナンスのファンド一覧を確認してみたところ、2018年8月15日募集開始の「テクノロジーファンド15号」あたりから、ページ内にノンリコースローンと記載されるようになりました。

さらにKB社でも延滞発生(テクノロジーファンド)

掲示板で「KB社でも延滞が発生している」という情報をいただきました。

延滞総額42,994,952円
ファンド件数7本
ファンド名満期借換 テクノロジーファンド(1~7号)
利回り10%(案件1)
貸付先AH社(CFFの子会社・代表が同じ)
最終資金需要者KB社
状況 事業者AHは、最終資金需要者KB社所有の「薄膜透明LEDビジョン」を2017年9月29日に買い取り、2017年10月31日から毎月末に順次売り戻す契約を締結しました。

CFFでは、この契約に基づき、事業者AHが得られる代金を返済原資として投資家の皆様から資金を募集し、事業者AHに貸付を行いました。

KB社の事業は継続しておりますが、販売代理店からの施工代金の入金遅れにより、2018年9月30日の代金の支払を行うことができず、返済遅延に至りました。

また、KB社の事業者AHへの返済遅延に伴い、事業者AHからCFFへの返済も遅延することとなりました。

回収プラン CFFでは、事業者AHに対して募集ページ記載の担保措置・保証措置・保全措置を実行することによる回収について検討いたしましたが、販売代理店は資金調達を引き続き進めており、販売代理店からKB社ならびに、KB社から事業者AHに対する代金支払いの可能性は高いと判断し、現時点ではこれらの措置を行わず、一旦、KB社からの返済を原資とする事業者AHによる自主回収を管理することといたしました。

TN社(ECOファンド)とほぼ同じ内容ですね。

基本的にAH社を通して融資を行うスキーム

・コインランドリー(AH社)
・観光客向けSIM回線レンタル(AH社)
・体験型エンターテインメント施設(AH社)
・感染予防技術(AH社)

軽く調べてみた感じですと、全てのファンドがAH社を融資先としているようです。
そのAH社が最終資金需要者に「セール&リースバック」を行うスキームです。

私の感想

・利回りが高い(10%)
・満期借換ファンドが多い
・担保の価値が低い
・ページ内にノンリコースローンについて書かれていない
・2社の延滞についてのお知らせがほぼ同じ内容(テンプレ的)

こういった要素から極めて危ない傾向にあります。
引き続き、会社や経営者の情報について調査を進めていきます。

グリーンインフラレンディング、ガイアファンディング、キャッシュフローファイナンスと、maneoファミリーが心配です。

追記:最新情報

10月4日CFFから「TN社で延滞が発生した」とのメール。
10月12日CFFから「現時点では進捗は無い」とのメール。

関連記事:キャッシュフローファイナンス

根本貴宏さんの経歴・評判 | キャッシュフローファイナンス

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴17年。ソーシャルレンディンへの投資額はトップクラスの個人投資家。「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
ソーシャルレンディング格付けランキング
1
NEW!
JCサービスが銀行口座の仮差押えを受けている
10月15日
2 資産運用シミュレーターの使い方&説明 10月13日
3 九州電力の太陽光発電抑制によるソーシャルレンディングへの影響 10月13日
4 SBIソーシャルレンディングの案件が利回り上昇した理由 10月12日
5 ガイアファンディングで約2.7憶円の延滞!詳細情報と見解 10月12日
6 JCサービスが破産か?グリーンインフラレンディング投資家への配当の可能性は? 10月9日
7 キャッシュフローファイナンスで約2.4憶円の延滞・遅延!詳細情報と見解 10月6日
全記事の一覧
一言掲示板 : 情報交換、改善希望、質問など
Cash Flow FinanceのTN社の続報(2018-10-12 18:48:36)
投資家の皆様へ

平素は、Cash Flow Finance(CFF)をご愛顧いただきありがとうございます。

2018年10月1日の返済期日到来案件の遅延発生後の続報といたしまして、
以下のとおりご報告させていただきます。
投資家の皆様には、ご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。

1.経過と回収見込み
2018年10月1日の元利金の未回収が発生いたしました最終資金需要者をTN社とするローンにつきまして、
先日お伝えした時点から、本日まで進捗はございませんが、引き続き早期の回収に向けて動いてまいります。

2.今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、回収の進捗状況等につきまして、定期的にメールにてご報告いたします。

3.前回までのご報告事項
お知らせにて掲載しておりますので、ご参照いただきますようお願い申し上げます。
https://www.cf-finance.jp/information/news?id=519

投資家の皆様には、ご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
今後、適時に状況をご報告いたします。

2018年10月12日
株式会社Cash Flow Finance(営業者)
maneoマーケット株式会社(第二種金融商品取引業者)

ソーシャルレンディング格付けランキング
Twitter
情報共有のお願い