営業収益11.75兆円を誇る三井物産グループから個人投資家向けの資産運用サービス「ALTERNA(オルタナ)」が提供開始されました。
現在は事前登録受付中です。
社名 | 三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社 |
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設立 | 2020年4月 |
事業 | デジタル技術を活用した「不動産・インフラ」を 中心とする実物資産のアセットマネジメント事業 |
株主 |
三井物産 53%、LayerX 35% SMBC日興証券 5%、三井住友信託銀行 5% JA三井リース 1%、イデラキャピタルマネジメント 1% |
設立から約2年間にも関わらず、資産運用総額1,000億円を突破している資産運用会社です。ブロックチェーン技術を用いたデジタル証券の提供を特徴としています。
・三井物産グループが提供
・価格変動しにくい資産に投資
・安定したキャッシュフローが出る資産に投資
・現実にある実物資産に投資(手触り感を重視)
・申告分離課税が適用(不動産デジタル証券)
J-REITよりも投資対象が分かりやすい投資商品です。
利回り次第ですが非常に期待が持ています。
参考として2022年6月にSBI証券を通して販売されていた「ALTERNAレジデンス」の情報を載せておきます。
ファンド名 | ALTERNAレジデンス |
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募集金額 | 17.64億円 |
予想配当利回り | 約3.3% |
運用期間 | 約7年間 |
鑑定LTV | 47.6%(長期借入金総額÷鑑定評価額) |
都心不動産ファンドの中央値と言った感じの条件です。
過去に紹介したケネディクスのSTOと似ています。
超大手が提供するサービスだけに高い利回りは得られませんが、インフレ対策としては悪くない投資対象です。
・申告分離課税が適用
・J-REITと比べて投資対象が単一
・J-REITと比べて価格変動が小さい
などのメリットがあります。
今後、分散投資の選択肢として様々なデジタル証券サービスの登場が楽しみです。
SBIの丸紅も特定口座でいけますよ