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リンプル(Rimple)を徹底解説!利回り・リスク・運営会社の評判など

投稿日:2020年2月10日 | 執筆:カナメ先生
(本記事はアフィリエイトURLを含みます)
リンプル(Rimple)の公式サイト画像

2020年2月5日に新たな不動産クラウドファンディングサービス「リンプル(Rimple)」がスタートしました。

基本情報

運営プロパティエージェント株式会社
設立2004年2月(サービス開始は2020年2月)
住所東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー6F
株主 中西聖(59.0%)
auカブコム証券(1.6%)
役員 [代表取締役] 中西 聖
[取締役] 村田 貴志
[取締役] 岩瀬 晃二
[常勤監査役] 長島 良一
利回り3.5~5.0%
口座種類都度入金

特徴(1) 業績好調な東証一部上場企業が運営

リンプル(Rimple)を運営するのは東証一部上場企業のプロパティエージェントです。東京都心の投資用マンション開発&販売に力を入れている会社です。

2018年3月のアイ・エヌ・ジー・ドットコム調べでは3年連続で「投資向けマンションデベロッパー満足度調査」総合第1位を獲得しています。

2019年3月期の決算情報
売上高215.3億円
営業利益17.3億円
経常利益13.8億円
自己資本51.5億円
自己資本比率22.5%

代表の中西聖さん
プロパティエージェント・中西聖さん

・1977年生まれ(高知県出身)
・西砂建設にて施工管理を経験
・大芳計画株式会社にて不動産販売事業に従事
・プロパティエージェント設立(2004年・27歳)
・大連理工大学研修プログラム修了(2012年)
・城西大学大学院経営学研究科イノベーション専攻修了(MBA・2013年)
・明治大学大学院グローバルビジネス研究科修了(MBA・2015年)
・JASDAQ上場(2015年)
・東証二部に仕様変更(2017年)
・東証一部に仕様変更(2018年)

良い意味で不動産業界っぽくない雰囲気の経営者です。

特徴(2) 優先劣後方式採用!安心の劣後比率3割

優先劣後方式の説明図(1)

優先劣後方式の説明図(2)

先行する不動産ファンディング事業者と同様にリンプル(Rimple)も優先劣後方式を採用しています。3割までの損失はRimpleが負担してくれるシステムです。

特徴(3) 他社のポイントで投資することができる

リアルエステートコインの紹介

他社のポイントをリアルエステートコインに交換してRimpleで投資することができます。現時点で対応しているのはセゾンカードの「永久不滅ポイント」のみです。交換レートは「1,000pt → 4,500coin」となっています。

投資したファンドの償還は現金となります。
1円単位で投資できるので無駄は出ません。
まだ対応ポイントは少ないですが、さすが東証一部上場企業と感じるシステムです。

募集予定ファンド一覧

リンプル(Rimple)の募集予定ファンド一覧

全てプロパティエージェントの開発するクレイシアシリーズです。プロパティエージェントは「入居率99%以上&管理戸数2,500戸以上」という実績を誇る会社なので安心感があります。

利回り、運用期間、募集ペース、目的を聞いてみました

Rimple(リンプル)に問い合わせて「利回り、運用期間、募集ペース、目的」などを聞いてみました。

現時点において、以下を目途としてファンドを組成する予定でございます。

・新規ファンドの募集は毎月1本のペース
・想定する平均利回りは3.5~5.0%
・想定する平均運用期間は3か月~6か月

また、Rimpleの当社としての位置づけですが、将来的に投資家様に対し、不動産投資のご提案をさせていただくことも想定しておりますが、それ以外にも、当社のファイナンス手段としての位置づけ、今後の新規事業展開に向けた顧客基盤の構築としての位置づけなど、その位置づけは多岐にわたっております。

【Rimpleのメール返信より引用】

カナメ先生の見解

不動産クラウドファンディングは勢いのある不動産系企業(特にマンションデベロッパー)に大流行となっています。たしかに自社の投資商品を詳しく知ってもらうには最適なシステムです。

投資家にも事業者にもメリットがあるので隙が無いシステムですが、投資家にとっての心配点を強いてあげれば「事業者側は宣伝コストを少しでも抑えたいこと」です。現に人気事業者の「FANTAS」はサービス開始時に比べて利回りが大幅に下がってしまいました。

そのように考えるとサービス開始時期の好条件ファンドを積極的に狙っていくのが優位性のある戦略と言えます。

Rimple(リンプル)を運営するプロパティエージェントは数ある不動産クラウドファンディング運営企業の中でもトップクラスの実績&信頼性を持つ企業です。今後の募集条件や募集ペースに不安はありますが、要チェックな事業者です。

リンプル(Rimple)の公式サイト

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴23年。ソーシャルレンディング歴8年。運用資産4億円以上。
IT会社経営、薬局経営、新築アパート投資、株式投資、REIT投資、クラファン投資などの幅広い経験が武器であり、「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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一言掲示板 : 情報交換、改善希望、質問など
[6358] no name(2020-03-09 22:02:51)
>4878
ガイドラインには「 犯罪による収益の移転防止に関する法律(平成19年法律第22号)及び犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則の一部を改正する命令(平成30年内閣府、総務省、法務省、財務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省第3号)において、本人の顔の画像等を活用したオンラインで完結する本人確認手法が導入されており、当該方法での確認もかかる措置として認められるものと考えられる」と書いてあり、その法令では更に簡易書留等により本人宛に送付することとなってます。
担当者は法令まで読み込んでなかったものと思われ、徹夜でハガキを印刷して、明日発送です。
[4878] カナメ先生(2020-02-25 13:22:58)
Rimpleに確認しましたが「国交省のガイドラインに基づき対応を行っている」とのことです。普通郵便が法令違反と言うことはないようです。クラウドバンクやCREALもパスワード入力方式です。
[4559] no name(2020-02-22 13:16:35)
>4548
法令違反なので、監督官庁に報告すると、指導が入ると思います。
[4548] no name(2020-02-22 11:14:16)
本人確認用はがきが来ましたが普通の郵便で郵便受けに入っていました
初めての経験でちょっとビックリ
[3034] no name(2020-02-11 19:56:48)
招集がかかったのかブロガーの方々が一斉に書き立ててますね
登録した後でキャンペーンやられると寂しいし
かと言って早めに登録しておかないとご祝儀かもしれない第1弾に乗れないかもしれない
いつ登録するか悩みますね
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