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利回り12~13%という最大値と借換余力を意識しましょう

投稿日:2018年11月30日 | 執筆:カナメ先生
ここがポイント!
  • 利息制限法によって貸付金利は15%が上限とされている。
  • ソーシャルレンディングは手数料があるので12~13%が最大リスク。
  • 5~7%程度の案件であれば不測の事態にもリファイナンスで対応できる。
  • SL事業者によっては5%を超える手数料を取ることもあるので要注意。
  • ノンリコースローンは投資家に不利すぎる契約。

貸付金利の上限は15%

日本では利息制限法によって以下の制限がされています。

元本年利上限
10万円未満20%
100万円未満18%
100万円以上15%

ソーシャルレンディングの場合は手数料が2~3%程度かかりますので、利回り12~13%が最大リスク案件ということになります。ただし、案件ごとに手数料が大きく異なるmaneoなどでは、手数料が5%を超える場合も多いので注意してください。

このように考えるとソーシャルレンディング業界で
利回り10%以上の案件は特に危ない
と言われる理由も分かります。

中リスク案件(5~7%)あたりは借換余力がある

中リスク案件(利回り5~7%)は、前提として信用度が高いということに加えて「借換余力がある」という優位性があります。

ビジネスでは予定していた期間内に商品が売れないことが多々あります。あと、数ヶ月あれば十分なお金が入ってくるという場面です。このような状況下において中リスク案件の借り手であれば、もう少し利回りを上げてリファイナンス(借り換え)することが出来ます。

ちょっと言い方は悪くなってしまいますが
投資家はさらに強欲な投資家へ損失を押し付けることができる
のです。

高利回り案件に投資している場合、そもそもが借換用途だったりします。
最初から破綻の可能性が高い案件を掴まされているのです。

注意点(1) 必ず手数料をチェックすること

リスクを考えるうえで大切なのは利回りではなく、貸付金利です。

例えば、maneoで2018年11月28日に募集開始された「事業性資金支援ローンファンド1405号」は利回り9.0%に加えて、手数料5.8%がかかるため、合計14.8%の貸付金利です。ほぼ最大リスク案件です。

SBISL、オーナーズブック、クラウドバンクあたりは、手数料が1.5~2.0%程度で安定しているので安心できます。

注意点(2) ノンリコースローンは非常に危険

投資家利回り6.0%の案件に投資。
SL事業者6.0%+手数料2.0%=8.0%で借手に貸付。ノンリコースローン契約。
借手貸金事業者。最終受給者に15.0%で貸付。担保設定あり。
最終需要者実際に資金需要がある企業。

このケースですと、最終需要者がデフォルトした場合、借手は担保をSL事業者に渡すだけで契約終了となります。

実質的に投資家が最終需要者に15%で貸付していたのと同じリスクを背負うことになるのです。しかも、無事に完済されても利回り6.0%しか貰えません。

高金利ローンビジネスはプロの舞台

私は高金利ローンビジネスを否定しているわけではありません。
実際に高金利融資によって救われる人がいることも確かです。

ただし、高金利ビジネスは、自分でリスクを背負い、自分で高精度な融資判断ができて、自分で回収業務を行えるプロが行うべきビジネスだと考えています。

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴21年。ソーシャルレンディング歴6年。運用資産3.5億円以上。「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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