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2024年のソーシャルレンディング&不動産クラファン投資で気を付けること

日本銀行

ユーザーさんから以下のリクエストをいただいたので、自分なりの考えを書いてみたいと思います。

急激で過剰な円安が少しだけ一服した影響もあるのか、不動産市況に少々重さが見られるようになってきたと聞きます。

今後、実際にその政策変更がなされた場合、事業者選び・案件選び・利回りとのバランス等についてどのような判断が重要とお考えでしょうか?

今月の金融政策決定会合で「正常化のタイミングが近い」という意見が出ていたと報じられています。

今後の不動産市況をどう見るか?

2023年4月9日に日銀総裁が黒田東彦氏から植田和男氏へ交代となった後も大きな金融政策変更はありませんでした。

そのような状況下における私の見解は以下の5点です。

① 円安の動きが落ち着いてきた
② 急激なインフレの可能性は低い
③ 観光客増加の流れは固い
④ インフレターゲットの方針は変わらない(年2%)
⑤ 少しずつではあるが金融正常化に動いていく

私も質問者さんと同様に「不動産市況への重さ」を感じつつも、今後も底堅く推移すると考えています。

米ドル/円の推移(3年間)
米ドル/円の推移グラフ(3年間)

クラファン投資の何に気を付けるべきか?

無理をする事業者に注意
市況が悪くなってくれば「大きなリスクを取りすぎる事業者」や「イマイチな不動産をクラファン投資家に押し付けようとする事業者」が増えてきます。今まで以上に投資物件への慎重な判断が必要になります。

ホテル案件には要注意
ホテル市場が有望だからこそ多くの人間が集まってきます。その中には実力不足を隠しながら高利回りをウリに募集をかける危険なファンドも出てきます。

レジデンスやオフィスよりもリスクの高いホテルに投資するのであれば、より信頼性の高い事業者を選びましょう。

地方の不動産は難しい
地方の不動産は将来性と流動性の面で難があるケースが多いです。地方における不動産投資経験が豊富な人であれば問題ありませんが、不動産の知識が少ない方は都内の物件が無難です。

カナメ先生のコメント

年末年始休み → 台湾旅行 → 大型FCの打合せ2件 → 新しいパソコンへの移行などがありサイト更新が滞っておりました。

2024年も昨年開始した飲食事業の予定が詰まっています。

飲食店以外にもスポーツ教室やコンビニも出店することになりそうです。

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