LENDEXの2021年12月期の決算が発表されたため解説いたします。
今回は赤字を脱したのでしょうか？
株主資本7,491万円に対して、匿名組合預り金＋ファンド預り金＝58.10億円は大きすぎると感じます。
| 決算期 | 純利益 |
|---|---|
| 2018年12月期 | -1,407万円 |
| 2019年12月期 | -5,281万円 |
| 2020年12月期 | -2,772万円 |
| 2021年12月期 | -1億1,338万円 |
4期連続の赤字です。クラウドクレジット、Funds、バンカーズも赤字なので一概に悪いとは言えませんが、他社と比較して株主資本が少ないので心配になります。
2019年7月に深澤克己氏が社長就任してからは順調に募集額を伸ばしています。
・深澤克己社長の人間的な信頼性は高い（経歴）
・赤字でも決算書を公開
過去に問題をおこした事業者（トラストレンディング、ラッキーバンク、みんなのクレジット）のような詐欺的な雰囲気は感じていません。
しかし、ビジネス的に無理をしている感じはしています。
具体的には資本や従業員数（8名）に対して運用額が大きすぎるという部分です。
利回りの高さ（7～8%）も不安材料です。
もちろんLENDEXには頑張ってほしいと思っています。
しかし、悪意があろうと無かろうと結果として投資家に与える被害は同じです。
当サイトの読者さんにはわざわざ高いリスクを取ってほしくないと考えています。
LENDEXに投資する際はハイリスクであることをしっかりと認識し、他事業者との分散投資を心掛けてください。
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会社の資本金に対して運用額が大きすぎると思いますが
少人数でこれだけ高額な運用をしていて
どうしてこんなに赤字になっているのでしょうか？
