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不動産クラウドファンディング「FANTAS」の利回りはどこまで下がるのか?

投稿日:2020年1月20日 | 執筆:カナメ先生
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FANTASの利回り推移グラフ

毎月の安定したファンド募集と個性的ファンド(空き家)で人気のFANTASですが、利回り低下が顕著なのでその推移を分析してみます。

月別のファンド集計データ

年月 平均利回り① 平均利回り② 平均運用期間 総募集金額 募集件数 空き家
2018年11月8.29%8.08%4.4ヶ月10,24771
2018年12月8.86%8.33%5.4ヶ月9,30473
2019年01月8.00%8.00%6.4ヶ月3,07254
2019年02月8.00%8.00%4.6ヶ月6,92052
2019年03月8.00%8.00%5.3ヶ月11,10462
2019年04月6.84%6.04%6.5ヶ月12,26484
2019年05月6.31%5.69%5.8ヶ月12,26483
2019年06月4.10%4.10%12.0ヶ月6,73630
2019年07月------
2019年08月4.00%4.00%12.0ヶ月9,76040
2019年09月4.83%4.79%5.3ヶ月13,60860
2019年10月5.33%4.40%5.0ヶ月6,07231
2019年11月4.88%4.08%4.5ヶ月7,79241
2019年12月3.38%3.35%7.5ヶ月14,92080
2020年01月3.20%3.17%8.4ヶ月10,77650

※利回り① = 単純に全ファンドの利回り合計をファンド数で割った数値
※利回り② = 募集金額を考慮した数値
※総募集金額 = 単位は「万円」
※空き家 = 空き家再生ファンドの募集件数

FANTASの利回りはどこまで下がってしまうのか?

2020年1月は過去最低の利回り2.5%ファンドが登場しました。他事業者とのバランスを考えるとそろそろ限界だと思われます。明後日(1月22日)募集の利回り2.5%ファンドが何時間で売り切れるかに注目が集まっています。

カナメ先生の見解

このような分析は事業者からは嫌がられそうですが、

SBIソーシャルレンディングは「利回り推移のグラフ(2019年8月まで)」
クラウドバンクは「累計実績平均利回り(2019年3月まで)」
クラウドクレジットは「利回りの平均値(2019年8月まで)」

これらの事業者は自社サービスの利回り実績を掲載しているのでフェアに公開していきたいと思います。各事業者とも最新情報の公開が望まれます。

どうしても自社サービスの宣伝効果を目的とした不動産クラウドファンディング事業者は利回りが下がってしまう傾向にあります。

そのような状況の中で安定的に魅力的な不動産ファンドを提供している事業者はCREAL(クリアル)です。初回のファンド「アマネク 浅草吾妻橋スカイ」は利回り4.2%で物足りなさを感じましたが、その後も安定して同水準のファンドを募集し続けているので投資家からの信頼度が上がっています。

評価B+FANTAS(ファンタス)の公式ホームページ

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴23年。ソーシャルレンディング歴8年。運用資産4億円以上。
IT会社経営、薬局経営、新築アパート投資、株式投資、REIT投資、クラファン投資などの幅広い経験が武器であり、「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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[9451] no name(2020-01-21 09:06:58)
グラフにすると、とんでもない下がり方しててショッキング
[9335] no name(2020-01-20 13:11:48)
確かにこの利回りの下がり方はえぐいね。。
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