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高利回り案件がソーシャルレンディングに向いていない理由

投稿日:2018年9月25日 | 執筆者:カナメ先生
重要度 ★★★★★
ここがポイント!
  • 高利回り案件を扱っていると構造的に投資家を裏切りやすくなる。
  • 高利回り融資では自社でリスクを背負っているノンバンク系が強い。
  • 信頼性を高めて長期的に利益を上げていこうと考えている会社を選ぶべき。

私は「ビジネス・株式投資・ソーシャルレンディング投資・プライベート」などの全ての場面においてモラルハザードを強く意識しています。

モラルハザードとは?

モラルハザードには様々な意味がありますが、私は「反道徳的な行動をとったほうが得をする状態」だと定義しています。

ソーシャルレンディング会社のサンプル一覧

会社貸出金利SL会社
手数料
投資家
利回り
貸し倒れ損失率期待利回り
A社3.0%1.0%2.0%ほぼ無い0.5%2.5%
B社5.5%1.5%4.0%カナリ少ない1.0%4.5%
C社8.0%2.0%6.0%少しある2.5%5.5%
D社10.5%2.5%8.0%結構ある4.0%6.5%
E社13.0%3.0%10.0%カナリある5.5%7.5%

A社・B社の戦略

信頼第一で長期的にじっくり利益を上げていきます。
銀行に近いスタイルです。

・貸し倒れが起こる可能性が低い
・貸し倒れが起こりそうになっても楽に回収できる場合が多い
・手数料が低いので大量のお金を集める必要がある
・信用力が大事な要素なので長期経営が求められる

A社の場合、100億円を集めたとしても手数料として得られるのは1億円だけです。しっかりと信頼性を高めていき、将来的に10倍、100倍の資金を集めていくことを目指します。もちろん、信頼性が傷つくような行いはしません。

D社・E社の戦略

リスクの高い案件を扱うため、ギリギリの融資判断や回収力が求められます。
ノンバンク(消費者金融や商工ローン)に近いスタイルです。

・貸し倒れが起こる可能性が高い
・延滞状態からの回収が困難な場合が多い
・信用力よりも「高利回り」を武器に資金を集めることができる

E社の場合、100億円集めれば3億円の収入です。この状態では、貸し倒れが起こる可能性をたくさん把握していたとしても隠すほうが得になります。ギリギリまで隠蔽しながらお金を集め続けて、一気に貸し倒れを報告するのが最も儲かる選択です。

悪いことを糾弾しても生き残れない

上の文章を読んで、普通の感覚であれば「それは悪いことですよね」「それは違法ですよね」と思うはずです。しかし、ビジネスや投資の世界を動かしているのは金銭的な損得なのです。モラルを声高に叫んでも不利になるだけです。

本質的に良い人も悪い人もいません。
あるのは「協調戦略」か「裏切り戦略」という合理的な選択です。

ソーシャルレンディング投資家はどうすればよいのか?

ここで上の表をもう一度、表示してみます。

貸出金利SL会社
手数料
投資家
利回り
貸し倒れ損失率期待利回り
A社3.0%1.0%2.0%ほぼ無い0.5%2.5%
B社5.5%1.5%4.0%カナリ少ない1.0%4.5%
C社8.0%2.0%6.0%少しある2.5%5.5%
D社10.5%2.5%8.0%結構ある4.0%6.5%
E社13.0%3.0%10.0%カナリある5.5%7.5%

A~Eのどれがソーシャルレンディングに向いているのでしょうか?

会社向き・不向き
A社ゼロに近い金利でお金を集められる銀行に勝つのは無理。
B社ソーシャルレンディング向き。低リスクタイプ。
C社ソーシャルレンディング向き。中リスクタイプ。
D社グレーゾーン。
E社ノンバンク(消費者金融など)がカバー。高い回収力が求められる。

D社(10.5%~)あたりになると回収コストなどを原因にモラルハザードが起こりやすくなります。そうなると、投資家と事業者が別々のソーシャルレンディングより、事業者自体がリスクを背負っているノンバンク系が強くなります。

当サイトの方針

当サイトでは以下の3者を「協調戦略」で繋いでいくことを目的としています。

・信頼性の高いソーシャルレンディング会社
・信頼性の高い情報サイト(当サイト)
・信頼性の高い投資家(皆さん)

最近では少しずつサイトの信頼性が上がってきているのを感じています。
ありがとうございます。

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴17年。ソーシャルレンディングへの投資額はトップクラスの個人投資家。「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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