SBIネット銀行のプレーオフってどう？金利推移・デメリット・評判・元本保証など

住信SBIネット銀行の円プレーオフについて調べてみます。
元本保証の円建て仕組み預金です。

・通貨は日本円
・元本保証
・金利には2タイプあり（0.15～2.20% or 0.50%固定）
・期間は1～10年間（期間延長の判断はSBI銀行が行う）
・常時募集ではない（月2回程度）
・原則中途解約ができない

比較対象として住信SBIネット銀行の定期預金金利が0.020%です。
一見すると良い話に思えますが、もちろん落とし穴があります。

-	フラット型	ステップアップ型
1年目	0.50%	0.15%
2年目	0.50%	0.17%
3年目	0.50%	0.20%
4年目	0.50%	0.25%
5年目	0.50%	0.35%
6年目	0.50%	0.50%
7年目	0.50%	0.80%
8年目	0.50%	1.20%
9年目	0.50%	1.70%
10年目	0.50%	2.20%

ステップアップ型の平均金利は年0.752%です。
上記は2022年6月15日開始の募集条件です。

募集時期	金利	延長判定・預金期間
2015年06月	0.53%	満期確定（1年間）
2015年12月	0.45%	満期確定（1年間）
2016年06月	0.27%	満期確定（3年間）
2016年12月	0.25%	満期確定（3年間）
2017年06月	0.24%	満期確定（2年間）
2017年12月	0.25%	満期確定（2年間）
2018年06月	0.31%	満期確定（1年間）
2018年12月	0.30%	満期確定（2年間）
2019年06月	0.20%	満期確定（2年間）
2019年12月	0.10%	延長中
2020年06月	0.11%	延長中
2020年12月	0.15%	延長中
2021年06月	0.16%	延長中
2021年12月	0.20%	判定前
2022年06月	0.50%	判定前

期間延長の判断を住信SBIネット銀行が行う点です。

インフレにより「条件のよい元本保証の金融商品」が出てきても10年間解約することはできませんし、ステップアップ型に関しては金利が高くなってきた年（7年目以降）に中止されてしまう可能性があります。

・ステップアップ型の最高金利に騙されていけない
・実際の預金期間は短い（実績ベースで1～3年間）
・選ぶならフラット型一択
・合計50万円以上預けるともれなく500円貰える（8月28日まで）
・金利0.4%はめっちゃ気になる
・ランク3維持するために10万円だけ入れている

以外と評判が良いので驚きました。
たしかに投資とは無縁の人には悪くない話なのかもしれません。

・投資に興味はない（今後もない）
・10年間は貯金を使う予定はない

定期預金は0.02%、個人向け国債の金利の下限は0.05%なので、円プレーオフの0.50%は魅力的な金利です。

当サイトはソーシャルレンディング専門サイトなので、プレーオフの代わりとなりそうなおすすめサービスを紹介します。

1位	AGクラファン	利回り1.2%。運用期間6～12ヶ月。 貸付先が東証プライム上場のアイフルなので安心感抜群。
2位	Funds	利回り1.2～2.2%。運用期間2～18ヶ月。 複数の上場企業に貸付できるソーシャルレンディング。
3位	Rimple	利回り2.8%。運用期間6月。 東証プライム上場企業。3割の劣後出資で保全性が高い。
4位	オーナーズブック	利回り3.9～5.1%。運用期間10～31ヶ月。 東証プライム上場企業。不動産担保ローンファンド。

元本保証商品の代替商品というテーマなので、安全性の高さを重視して選びました。
運用期間の短さもメリットになります。

4位のオーナーズブックは私のメイン投資先ですが、それなりにリスクのある投資サービスなので注意してください。

[参考] ソーシャルレンディング比較ランキング（26事業者）

住信SBIネット銀行 円仕組預金プレーオフ